最終更新日:2024-11-19
「Webからの申込率や購入率を改善したい」、「問い合わせ業務を効率化したい」とお考えの方へ。Web接客ツールの機能やメリット、おすすめのサービスを用途別にご紹介します。
Web接客ツールとは、Webサイトに訪問したユーザーをサポートし、購買意欲や満足度などを向上させるシステムです。実店舗で接客するように一人ひとり声がけをすることから、「オンライン接客ツール」とも呼ばれます。
従来のWebサイトでは、ユーザーとのリアルタイムなコミュニケーションや、ユーザーにあわせたコンテンツの出し分けが困難でした。同時に、Webによる施策と効果の関連が曖昧で改善策を講じにくい、売上アップや経営改善につなげにくいといった、運営目線での課題もありました。
Web接客ツールであれば、ユーザー一人ひとりに合わせた適切な対応が可能。リアルタイムで疑問を解決する、状況や属性に合わせた商品やお得な情報を紹介するなど、ユーザーに寄り添った接客を実現します。パーソナライズされた接客によって購買意欲を促進し、満足度を底上げ。サイトからの離脱を防ぐことで、コンバージョン向上も期待できます。
Web接客ツールは、用途別に以下の2タイプに大別できます。
記事後半では、タイプ別のおすすめツールとして以下を紹介しています。すぐにツール選定を行いたい方はリンクからご覧ください。
Web接客ツールの導入メリットや選び方、比較ポイントなどについて詳しく知りたい方は、このまま読み進めてください。なお、チャットボットツールもWeb接客ツールとして活用されることがあります。一般的なチャットボットツールについては「【比較表付】チャットボットおすすめ16ツール!タイプ・選び方紹介」で詳しくご紹介していますので、ご参照ください。
Web接客ツールの料金体系は大きく2種類。月間のPV数を上限にした月額一定料金のプランか、ID(ライセンス)ごとに費用がかかるプランです。ツールやプランにより差はありますが、月額プランの費用は50,000~60,000円程度、IDごとのプランの場合は1IDあたり数千円~10,000円程度が相場といえます。
費用について、詳しくは「Web接客ツールの用途別の選び方と費用」で紹介します。
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ツールによって違いはありますが、Web接客ツールは主に以下のような機能を搭載しています。
ポップアップ | 訪問客に対して、任意のタイミングでメッセージを表示する |
---|---|
プッシュ通知 | Web・アプリ上で任意のメッセージを通知。「入力が完了していません」など離脱防止にも活用できる |
チャット | オペレーターもしくはチャットボットがWeb上で訪問客と直接対話。リアルタイムで疑問を解消する |
ユーザー分析 | どこに・どこから・どんな人が・どれだけ訪問(滞在)しているかを可視化。サイトやサービス、売上の改善につなげる |
詳細分析 | 施策の効果を測定できるABテストや離脱箇所を把握できるヒートマップ機能などを搭載 |
パーソナライズド | ユーザー情報(属性・行動)によって、表示やチャットの内容を変えられる |
Web接客ツールには、前述の通り、「ポップアップタイプ」と「チャットタイプ」の2種類があります。営業・マーケティング用途に利用したい場合には、「ポップアップタイプ」が、カスタマーサポート用途に利用したい場合には「チャットタイプ」が適しています。以下、それぞれのタイプについて、大まかな費用感と合わせて解説します。
なお、ツールによっては初期費用がかかる場合もあるため、導入時の総額費用を確認しましょう。
PCやスマホの画面上に、おすすめの商品やサービス、お得な情報などをポップアップ形式で表示するタイプ。パーソナライズされた情報で購買意欲と満足度を向上させ、顧客獲得につなげます。
属性や興味・関心、購買履歴・閲覧状況など、ユーザーの行動データの蓄積・分析も可能。キャンペーンやクーポンなどの情報を各ユーザーにとって最適なタイミングで表示することで、サービスや製品の申し込み・購入を促します。
ポップアップタイプのおすすめのツールの特徴と料金を以下にまとめています。見積もりが必要なツールが多いですが、相場は数千円〜60,000円といえるでしょう。
サービス名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
KARTE | 豊富な機能と高い拡張性が強みのカスタマーデータ基盤。多くのパッケージから選択・組み合わせて課題に合わせた利用が可能 | 要問い合わせ |
Sprocket | プラットフォーム、コンサルティング、メソッドの三位一体のサービスを提供。専任コンサルタントがワンストップでサポート | 要問い合わせ |
MATTRZ CX | 分析機能と施策機能のどちらも備えるマーケティングプラットフォーム | 月額60,000円/100万PVまで、初期費用20万円 |
GENIEE CHAT | 申し込み・登録などのフォームの最適化に特化。入力完了率を高めてCVR最大化に貢献する | 月額6,500円/ID〜 |
OPTEMO | インサイドセールス向け。訪問者にアプローチし商談を獲得・開始できる | 要問い合わせ |
Repro | Web・アプリどちらにも対応。エキスパートによる人的支援も充実 | 要問い合わせ |
生成AI 個別開発 | BOTやAIの開発実績を活かし、ニーズに合わせた独自のコミュニケーションAIを柔軟に開発 | 要問い合わせ |
Flipdesk | 直感的に使える管理画面と、コストパフォーマンスの高さが魅力 | 月額50,000円/80万PVまで、初期費用50,000円 |
CODE Marketing Cloud | タグ設置で導入完了、豊富なテンプレートを備えたノーコードのWeb施策ツール | 要問い合わせ |
ecコンシェル | ユーザーの状況に合わせたコンテンツを表示し、AIが自動で接客効果を最適化する | 月額9,800円〜 |
Webサイトを訪問したユーザーと、チャットを通じてリアルタイムにコミュニケーションできるタイプ。商品やサービスに関する疑問をその場で解決できるため、多くは既存顧客の満足度向上につなげる狙いで利用されます。チャットボットのように、想定される質問にあらかじめ回答を用意しておき、自動で応答させることも可能。問い合わせ対応の自動化・効率化に有効です。
月額2,700円から利用できる「チャネルトーク」をはじめ、1IDあたり月額約8,500円の「Zendesk」、2ID月額10,800円で無料プランも備えた「チャットプラス」と、比較的安価で利用可能。以下の一覧表に特徴と料金をまとめています。
サービス名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
Zendesk | Webサイトやモバイルアプリなどユーザーの利用場面に合わせて会話を進められる | 月額約8,500円/ID~ |
チャネルトーク | Webチャットと社内コミュニケーションのためのビジネスチャット機能を搭載 | 月額2,700円〜 |
チャットプラス | 誰でも使いやすい管理画面でQ&Aや検索ワードの生成機能などを用いる。無料プランを含むリーズナブルな7プランを提供 | 月額10,800円/2ID |
PKSHA Chatbot | ビッグデータを活用した辞書データを搭載。高精度な日本語表現と、効率的な運用を実現 | 要問い合わせ |
CHORDSHIP | 少ない学習データで高いヒット率を実現。アバターの設置も可能 | 要問い合わせ |
中には、ポップアップタイプとチャットタイプの両方の機能を備えた「ハイブリッドタイプ」のツールも。豊富な機能が特徴で、営業・マーケティング用途にも、カスタマーサポート用途にも活用できます。
Web接客ツールを導入するメリットを、営業・マーケティング向け、カスタマーサポート向けと用途別に説明します。
Web接客ツールを通じてメッセージや情報をタイムリーに発信することで、製品やサービスに対する興味・関心を高め、申し込みや購入につなげられます。
ポップアップを利用して初回限定の割引クーポンを配信するなど、ユーザーの属性や状況に合わせて案内できます。「詳しい内容については営業からお伝えします」などのメッセージを設定しておけば、BtoBの商談でも活用可能。やりとりを効率化しながら、コミュニケーションを促進します。
電話や問い合わせフォームと比べて利用ハードルが低いチャットを活用し、ログからユーザーの関心や疑問点、ニーズを取得。営業などと共有することで、提案の質が向上します。
BtoBの場合は、訪問前にある程度ユーザーのニーズや不安を把握することで、スムーズかつ精度の高い商談を実現。チャットや電話のみで受注まで完結できる可能性が高まり、工数削減、効率化にもつながります。
ユーザーのサイト上での行動をデータとして蓄積・分析すれば、改善点を即座に把握できます。
施策の実行から、分析、検証までをツール内で実施できるツールも多く、スピーディーにPDCAサイクルを回せます。実施中の複数のキャンペーンに対して、AIが自動でABテストを実施し、改善プランの反映まで行うツールもあります。
チャットの導入により、ユーザーはリアルタイムで疑問を解決できるように。時間と手間をかけて電話やメール、フォームから問い合わせる煩わしさやストレスから解放されて満足度が高まり、サイトからの離脱率も抑止できます。
いつでも、すぐに、簡単に疑問を解決できるようになることで、サービスや商品を長く利用してもらえるようになれば、解約率の改善も期待できます。
問い合わせをチャットで受けられるようになると、電話やメールと比べて対応にかかる時間を大幅に削減できます。返信の待ち時間を利用して、複数のユーザーからの問い合わせに同時進行で対応できるなど、より効率的に業務を進めることも可能です。
よくある質問はチャットボットで自動的に対応すれば、更なる工数削減やサポートスタッフの業務負担軽減が見込めます。
用途が明確で、対応機能を踏まえた上でツールを検討したい方に向けて、主なWeb接客ツールの機能比較表(主要9ツール対象に計28項目で調査)を作成しました。
「Web接客ツールの選び方ガイド(比較表付)」には機能要件の解説とともに、比較表が掲載されていますので、サービス選びにお役立てください。
Web接客ツールの選び方ガイド
環境に合ったWeb接客ツールを選ぶには、以下のポイントを比較します。
クーポンやキャンペーン情報などを効果的に提示するには、ユーザー一人ひとりに合わせたタイミングや条件が重要です。
Web接客ツールの多くは、滞在経過時間やページのスクロール位置、過去の購入経験の有無といった条件を設定しての情報の発信が可能。より細かく条件を設定したい場合は、「ecコンシェル」のような条件設定に強みのあるツールがおすすめです。上記以外にも「カートの金額」「サイトの訪問回数」「直前の表示ページ」「利用デバイス」「離脱時」「配信頻度」「配信時間帯」「配信曜日」などの条件を用いて設定できます。
チャットタイプの場合、有人対応と自動対応(AI・ボット)のどちらを採用するかによって、最適なツールの選択が変わってきます。
中間として、有人チャットをベースに、FAQのような定型の質問に対してのみチャットボットで自動応答させることも可能。その場合は、ユーザーに合わせた属性機能や、詳細な分析機能は不要です。シンプルなチャット機能を備えているツールを選ぶことで、コストカットにもつながります。
ポップアップやチャットボットのテンプレートを用意しているなど、導入や実装、運用のしやすさも重要なポイントです。たとえば「MATTRZ CX」は、サイト内にタグを張り付けるだけで簡単に導入が可能。ソースコードを書き換えることなく、バナー表示やヒートマップを実装できます。
まずは試験的に利用したい場合は、最低限の機能を持つツールからスモールスタートして、追って高機能なツールに切り替えるのも一手です。学習が必要なAI型チャットボットを除けば、使い続ける中でのリプレイスでも支障ありません。
ツールによって必要となる人員が異なるため、導入前に運用体制をイメージしておきましょう。
ポップアップタイプであれば、ユーザーの行動を分析したり、効果の高い施策を企画したりする担当者が求められます。チャットタイプであれば、必要なサポートスタッフ数や、チャットボットの回答精度を高め、チューニングできる担当者がいるのかなどを確認しましょう。
知識に不安がある、社内リソースが不足しているといった場合は、マイナス要素を補うツール選びがカギになります。専門知識不要のシンプルな操作性に強みを持つツールや、現状分析や施策立案、運用などのサポートが充実しているツールの検討がおすすめです。
ここからは、おすすめのWeb接客ツールを2つのタイプ別に紹介します。
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(出所:KARTE公式Webサイト)
機能豊富なハイブリッドタイプのWeb接客ツール。多種多様な業界で成果が高かった施策シナリオを活用した300種類以上のテンプレートを、サイトに即時反映できる。分析機能や施策実施機能でPDCAサイクルを効率的に回せるほか、ABテストで複数のアイデアを容易に試せる。施策の効果はレポート化され、今後の課題に対する改善のヒントとなる。
拡張性の高さも強みで、多彩な外部サービスと連携可能。社内の基幹システムなどのサービス上にある、ユーザーに関する様々なデータを統合することで、顧客理解が深まる。
Web接客に特化した「KARTE Web」をはじめ、サイト運営・改善に長けた「KARTE Blocks」、マーケティングオートメーションを促進する「KARTE Message」など、目標や課題に合わせたパッケージがそろう。
(出所:Sprocket公式Webサイト)
プラットフォーム、コンサルティング、メソッドの三位一体のサービスを提供するCX改善プラットフォーム。150本以上の豊富な成功シナリオを持ち、ECサイトやBtoBサービスサイト、コミュニティサイトなどの改善実績は400社以上、平均CVR改善率は146.7%を誇る。
専任のコンサルタントが導入から現状分析や試作運用、レポート作成までトータルサポートし、施策を立案・実行・検証してPDCAサイクルを回す。ユーザーの行動を収集・観察することで、不安や疑問に感じる「引っかかり」を調査して改善につなげる。Webサイトでも、実店舗と同じような「おもてなし」を目指したい方におすすめ。課題やニーズに合わせた3つの料金プランを提供している。
(出所:MATTRZ CX公式Webサイト)
Web接客・CV改善・ユーザー分析など、分析機能と施策機能を兼ね備えたマーケティングプラットフォーム。ヒートマップやレポート機能による分析結果に対して、ポップアップ表示やプッシュ通知など適切な措置を選ぶだけで、スピーディーかつ簡単にCV改善ができる。そのほか、シナリオ型チャットボットやInstagram、YouTubeとの連携など、離脱防止や顧客接点の強化に役立つ機能を多数搭載。サイトへの導入や機能追加はタグを設置するだけと手軽で、手早くサイト内最適化を実行したい人に向いている。
企業ごとに専属サポーターが担当し、問い合わせや運用ノウハウの共有、実装代行などにリアルタイムで対応。表示させたいコンテンツとターゲットを設定するだけで配信が完了する。知識が乏しく導入に不安がある場合にもおすすめ。
(出所:GENIEE CHAT公式Webサイト)
申し込み・登録などのフォームの最適化に特化し、累計4,500社以上に導入されているチャット型Web接客プラットフォーム。通販、美容、不動産、人材など、多商材/多業界で支持されている。チャット形式でフォーム入力をサポートするチャットEFOが、会話形式でユーザーの情報入力をアシスト。入力ストレスを軽減しつつフォーム入力の完了率を高め、CVR最大化に貢献する。
ユーザーの疑問解決には接客チャット、よくある質問はFAQボット、相談事は友人チャットと、シーンに合わせた複数のチャットを用意。直感的にチャットシナリオを作成でき、オプションで分析レポートを自動作成できるなど、運用工数を最小限に抑えるための工夫がされている。タグを設置するだけで実装できる手軽さも魅力。
「サイトの申込数を増やしたい」「LINEを活用したい」「問い合わせの対応工数を削減したい」といった声に応える複数の料金プランを提供している。
(出所:OPTEMO公式Webサイト)
Webサイト上で訪問者にアプローチし、商談の獲得・開始につなげるインサイドセールス向けWeb接客ツール。訪問者のWebサイト上での行動をリアルタイムに可視化し、温度感の高いユーザーを自動で抽出・通知。営業担当は通常業務の合間に新規リードを獲得し、そのまま商談を開始できる。Salesforceをはじめ様々なSFA、MAツールとの連携も容易。
サイト訪問者と同じ画面を確認できるため、一人ひとりに合わせたおもてなし対応が可能。Webページ上で、チャットや音声通話を使ってコミュニケーションがとれる。
シンプルな専用タグをWebサイトに入れるだけで導入完了。既存サイトの改修はもちろん、個人情報の入力や日程調整も不要ですぐに利用を開始できる。
(出所:Repro公式Webサイト)
コンバージョン改善に重点を置いたWeb接客ツール。ツールによる最適な1to1コミュニケーションと、プロフェッショナルチームによる人的支援をかけ合わせ、コンバージョンの最大化を実現する。専任スタッフは、現状分析から施策立案、実装・運用、効果検証・改善まで一気通貫でサポート。運用に不安のある企業も導入直後から成果が期待できる。
Web接客ツール「Repro Web」のほか、アプリに特化した「Repro App」、サイトスピード改善ツール「Repro Booster」、ASO対策インハウス化支援ツール「ASO InsightAB」を提供。「エンゲージメントを高めてLTVを最大化したい」「効率よくサイト改善を行いたい」といった様々な要望に柔軟に応える。
(出所:生成AI 個別開発公式Webサイト)
ChatGPTを活用した高精度のチャットボット。生成AIによる社内DXを促進する同社独自の「SELFBOT」や「SELF-AI」の開発実績を活かして、オリジナル生成AIの個別連携開発を行う。
サイト訪問者のニーズや、商品・サービス特有の魅力に合わせたWebサイト構築が可能になるため、直帰率の低下、カート追加率や決済数の向上が見込める。サービス継続率2倍、問い合わせ対応工数の45%の効率化といった多くの実績を持つ。
社外向け、顧客対応、サポートを行う高精度のチャットボットを備えた「生成AI-顧客対応」なども提供している。
(出所:Flipdesk公式Webサイト)
サイト訪問者の行動データを活用して最適な情報提供を実現するWeb接客ツール。訪問、閲覧、購買データをもとにユーザーの趣味趣向を把握し、一人ひとりに合わせた自動接客を展開する。カート内商品のリマインドによるカゴ落ち防止や、キャンペーン告知、クーポン発行など、様々な販促施策を柔軟に実装でき、1,500社、1,800サイト以上の導入実績を持つ。
同社のチャットボット「Cross Talk」で取得したユーザーデータをターゲティング条件として活用し、より高精度な顧客対応ができる連携機能も特長。チャットボットの表示や対話内容を状況に応じて制御すれば、24時間365日、まるで店頭スタッフのような質の高いコミュニケーションを提供でき、顧客満足度の向上にもつなげられる。
(出所:CODE Marketing Cloud公式Webサイト)
LPのCVR改善や離脱防止を目的とした、ノーコードで使えるWeb接客ツール。タグを設置するだけですぐに利用でき、専門的な知識やクリエイティブ制作が不要。EC、旅行、不動産など、業界ごとに最適化されたWeb接客用のテンプレートに指定された項目を入力するだけで、簡単にシステムを構築できる。
訪問ページや利用端末、滞在時間など、ユーザーのサイト上での行動データを分析。一人ひとりの状況に合わせてメッセージを出し分け、接客を最適化することで、CVRやROIを改善する。Google AnalyticsやMAツールとの連携によって過去のユーザー別のデータも活用できるため、Web接客の質の更なる向上を目指せる。
(出所:ecコンシェル公式Webサイト)
導入社数6,500社以上を誇る、高性能AIを搭載したWeb接客ツール。国内最大規模のビッグデータを保有する株式会社NTTドコモと、深層学習などのAIアルゴリズム機能を開発・提供する株式会社PKSHA Technologyの共同開発。
ユーザーの状況に合わせたコンテンツを表示し、AIが自動で接客効果を最適化。複数の施策に対してABテストを実施し、改善プランの反映も行う。ユーザーに合わせた個別の接客も設定可能。自社で保有するデータをCSV形式でインポートできるため、より多くの情報をもとにユーザーのセグメントを行える。
WebサイトのURLを入力するだけで、AIが自動で最適なバナーを作成してくれる「オートクリエイティブ」を搭載。商品画像の切り抜きや背景透過も、ワンクリックで簡単に完了する。
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(出所:Zendesk公式Webサイト)
幅広いチャネルに対応した、包括的なカスタマーサポートツール。カスタマーサービスをサポートする「Zendesk for service」と、CRM機能を持つ営業支援ソリューション「Zendesk for Sales」の2種類を展開。160の国と地域で利用されており、世界で11万社以上の導入実績を持つ。
Webサイトやモバイルアプリなど、ユーザーの利用場面に合わせて会話を進められる。ユーザーとのやり取りは1つのワークスペース上で一元管理され、担当者はサポートに必要な情報を一目で確認できる。多言語に対応したチャットボットで、グローバルなビジネスにも有効。サポートチャネルの切り替えやチャットボットの利用、チャットボットから有人チャットへの引き継ぎもスムーズに行える。
(出所:チャネルトーク公式Webサイト)
先進的な企業やスタートアップを中心に、17万社以上に利用されるWeb接客ツール。有人チャット機能をメインとしたWebチャットと、社内コミュニケーションのためのビジネスチャット機能を搭載している。自社サービスにログインしているユーザーの行動を瞬時に把握し、適切なポップアップを表示。離脱したユーザーにはメールやSMSでチャットなどに誘導し、会話を継続することで、購買へとつなげる。
顧客の声の社内共有、対応履歴のログ化といった機能で、一人の顧客に対して複数人のスタッフでスムーズに対応。機械的な対応を脱却しつつ、属人化も解消できる。よくある問い合わせはAIチャットボットに任せることで業務効率が向上する。
「立ち上げ期」「成長期」「年商10億円以上」と、企業の規模と成長ステージに合わせた3つの料金プランを提供。基本的な社内・顧客とのチャットとWeb会議が利用できる無料プランも用意している。
(出所:チャットプラス公式Webサイト)
業務の効率化や対応品質の均一化を支援し、売上アップや顧客満足向上に貢献するチャットタイプのWeb接客ツール。導入実績は20,000社以上で、多数の事例やノウハウを踏まえ、日々機能・仕組みをブラッシュアップしている。
誰でも使いやすい管理画面で、Q&Aや検索ワードの生成機能などを用いて、簡単にチャットボットを設定できる。導入から運用後まで、カスタマーサクセスチームによる手厚いフォローを受けられるのも魅力。
自社で既に使用しているメール配信システムやショッピングカート、SFA、CRMなどとの連携にも対応。月額1,500円/ID(年払いの場合)で手軽にチャットを試せる「ミニマム」から、高精度な生成型AIを利用した「AIチャットボット」まで、6種類の料金プランがそろっている。
(出所:PKSHA Chatbot公式Webサイト)
高精度な自社開発AIを用いたPKSHAシリーズのチャットボット製品。ビッグデータを活用した辞書データを搭載し、会話の土台がある状態での運用が可能。少ない学習データでも高い回答精度を実現できる。
数行のタグをWebサイトに埋め込むだけで導入が完了する。チューニングも、ダッシュボードからユーザーとの対話ログを教師データにしながら調整するだけと手軽。専門的な知識がなくても、簡単に継続的に対話性能を向上できる。Webサイトのほか、TeamsやSlackなどのビジネスチャットやLINEにも実装可能。何かあった際に、有人チャットへエスカレーションできるのも心強い。
(出所:CHORDSHIP公式Webサイト)
富士通独自のAIを搭載したチャットボット。少ない学習データで高いヒット率を実現し、ヒット率を高めるためのトークシナリオでの絞り込みも可能。手間なくチューニングでき、専門知識がなくても簡単にメンテナンスできるメンテナンスアシスト機能を備える。
利用シーンに応じてチャット画面上にアバターを設定可能。困った表情や笑顔など、人間工学に基づく親しみやすいアバターにより、案内や問い合わせ対応の効率化、サービスの質向上が期待できる。ビジネスアプリとの連携やデジタルサイネージでの活用、オプションによる有人チャットやSNSとの連携も可能。
Webサイトの訪問者一人ひとりに的確な声がけや情報提供を行うことで、接客の質を高めるWeb接客ツール。リアルタイムのコミュニケーションによってサイトからの離脱率を下げ、購買意欲や満足度を上げるだけでなく、データの蓄積・分析でサイトや売り上げの改善にも役立てられます。ツールによって差はありますが、主な機能としてポップアップやプッシュ通知、チャット、各種分析機能などを備えています。
Web接客ツールは、用途別に以下の2タイプに大別できます。
用途 | タイプ | メリット |
---|---|---|
営業・マーケティング向け | ポップアップタイプ | 申込率・購入率の向上、提案の質の向上、営業の効率化、改善スピードの加速 |
カスタマーサポート向け | チャットタイプ | ユーザーの満足度向上、解約率の改善、サポート業務の効率化 |
各タイプによって、以下のようなおすすめのWeb接客ツールが挙げられます。
ポップアップタイプ → KARTE、Sprocket、Optemo、Reproなど
チャットタイプ → Zendesk、チャネルトーク、チャットプラス など
また、Web接客ツールの料金体系は大きく2種類に分けられます。
営業・マーケティング目的なのか、カスタマーサポート目的なのか、それによって自社に合ったWeb接客ツールは変わってきます。まずは用途をしっかりと見極め、それに合ったタイプ・ツールを選びましょう。
用途に応じてタイプを絞り込んだら、以下のポイントで比較します。
サイトの利便性は、商品・サービスの売上に直結します。また、Web接客ツールを賢く使うことで、問い合わせをはじめとした業務が効率化され、社内スタッフの負担軽減が可能に。社内外に様々なメリットをもたらすWeb接客ツールの導入を、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
Web接客ツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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Web接客ツールの更に詳しい選び方はこちらの選び方ガイドをご覧ください。
Web接客ツールの選び方ガイド
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