最終更新日:2024-04-12
求人媒体への出稿やエージェントサービスを使った採用活動をしているが、より効率的に自社にマッチした人材を獲得するため、ダイレクトリクルーティングの利用を検討している方へ。ダイレクトリクルーティングサービスの使い方や選び方、比較のポイントを紹介します。
ダイレクトリクルーティングサービスとは、企業側から人材にアプローチする採用活動(ダイレクトリクルーティング)を支援するサービスです。サービス登録者のデータベースから条件にマッチする人材を探し出し、求人への応募や面接を促すスカウトメッセージを送れます。
ダイレクトリクルーティングサービスを利用することで、主に以下のようなメリットが得られます。
求職者からの応募を待つ従来型の採用活動に比べて、採用ターゲットにマッチした候補者の母集団を形成しやすいのがダイレクトリクルーティングのメリット。サービスを通じて、便利なデータベース検索や候補者とのコミュニケーションを円滑に進める機能が使えるので、効率的に採用活動を行えます。
ダイレクトリクルーティングサービスをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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ダイレクトリクルーティングサービスにおける採用活動は、以下の手順で進めるのが一般的です。
採用計画に沿って、採用したい人材の要件、募集要項を決定。求人票やサービスが提供するフォーマットに応じた会社紹介ページを新たに作成します。
求職者に送るスカウトメッセージの文面を作成。候補者から返信を得られやすいスカウトの文面について、アドバイスやフィードバックを得られるサービスもあります。
サービスに登録された人材データベースを検索。経歴やスキルに関する詳細な検索項目が充実していたり、サービスにログインしたばかりの人材がおすすめ表示されたりと、人材探しを効率化する機能を備えています。
スカウトメッセージを一括送信したい候補者をリストアップ。スカウト送信前に「いいね」や「会いたい」といった通知を送信できるサービスなら、メッセージ不要で気軽に候補者にアプローチできます。
候補者にスカウトメッセージを送信。ランクの異なるスカウトメッセージを送信できるサービスでは、特に採用したい人材に高ランクのスカウトメッセージを送ることで、採用意欲をアピールできます。
選考状況の進捗や候補者の情報を一元管理。候補者の行動履歴を抽出することで、「説明会に不参加だった候補者に次回説明会の案内を送付する」といった運用ができるサービスも。
スカウトメッセージへの返信があった候補者と、メールやカジュアル面談などを通じてすり合わせを行いながら、次の採用フローに進みます。
採用活動の成果の振り返りを行います。システム上で採用計画の進捗を管理できるものや、専任のカスタマーサクセスとともに採用戦略の改善提案などのサポートを得られるサービスも。
なお、近年は選考前に候補者と気軽に情報交換を行うカジュアル面談を検討している企業も増えてきています。その場合は、カジュアル面談のサポートが充実しているサービスを選ぶのもおすすめ。
たとえば、「YOUTRUST」のようにカジュアル面談の募集をするための専用機能を提供するサービスや、「Wantedly」のようにSNSライクなシステムでカジュアル面談をセッティングしやすいサービスなどがあります。
一方で、「doda ダイレクト」のように、「面接確約スカウト」を送ることで、面接までの過程を省いてアプローチを効率化できるサービスも。採用計画にかけられる時間やコストに合わせて、機能を柔軟に活用しましょう。
ダイレクトリクルーティングサービスの選び方について、「タイプ」「採用計画・予算」「採用戦略」といった視点から解説します。
ダイレクトリクルーティングサービスは登録している人材層によって、主に以下の5タイプに分けられます。
新卒か中途か、または幅広い職種を募るか特定の業界・業種の絞った募集を行うか、まずは採用したい人材が豊富にそろうサービスを選びます。
より広く人材の母集団を形成したい場合は、複数のサービスを利用するのも一手です。たとえば、中途採用を主に、営業やエンジニアなど幅広く募集する場合には、「中途×全職種向け」サービスと「中途×エンジニア向け」サービスを組み合わせる、といった利用方法が考えられます。
ダイレクトリクルーティングサービスの料金体系には、利用期間に応じて費用がかかる「定額課金タイプ」と採用人数に応じて費用がかかる「成果報酬タイプ」、また「定額課金+成果報酬タイプ」のサービスがあります。自社の採用計画や予算と合ったサービスを選びましょう。
たとえば、短期間でなるべく大人数を採用したいなら、「ビズリーチ」のような「定額課金+成果報酬タイプ」でも予算内に収まる可能性があります。
一方、中長期的に優秀な人材を探したい場合は、定額課金がない「成果報酬タイプ」のサービスがおすすめです。ピンポイントで人材を探したい場合は、ハイエンド人材に特化したデータベースを持つ「PayCareer」のように、面談時に都度課金するサービスも検討してみてください。
具体的な料金については「ダイレクトリクルーティングサービスの比較のポイント(一覧)」でまとめています。
ダイレクトリクルーティングサービスでは、候補者に直接アプローチできる分、求人広告よりも詳しい情報を伝えたり、志望度が低い潜在層にも働きかけたりすることができます。そのため、社風との相性を重視した採用や、一般的な転職市場ではレアなスキルを持った人材の採用など、採用戦略の幅を広げられるというメリットがあります。
たとえば「Wantedly」では、理念や社風を伝えるストーリー(ブログ機能)を公開して、企条件面とは異なる自社の魅力を伝えられます。ただし、コンテンツ作成には負担がかかるので、社内リソースを確保するなどの備えが必要です。
また、「YOUTRUST」は“社員の友だちの友だち”にアプローチできるのが強み。社員が持つ人脈をもとに、ほかでは見つからないルートから人材を探せる点がメリットです。一方で、これまでに採用実績のない職種や地域の人材を採用するのには不向きという一面も。
比較のポイントについて、対象となる求職者層・人材数・料金を一覧表にまとめました。
サービス名 | 求職者層 | 登録人材数 | 料金 | 料金補足 |
---|---|---|---|---|
ビズリーチ | 中途×全職種 | 約236万人※1 | 要問い合わせ(定額課金+成果報酬) | - |
PayCareer | 中途×全職種 | - | 面談課金型45,000円~(300ポイント~) | 月額費用・成功報酬はなし |
リクルートダイレクトスカウト | 中途×全職種 | - | 要問い合わせ(定額課金+成果報酬) | 導入費用は無料 |
doda ダイレクト | 中途×全職種 | 約345万人※2 | 要問い合わせ | 「定額プラン」と「定額+成功報酬プラン」あり |
キャリオク | 中途×全職種 | 90万人超 | 要問い合わせ | - |
Eight Career Design | 中途×全職種 | 300万人超※3 | 要問い合わせ | - |
YOUTRUST | 中途×全職種 | 約20万人※4 | 要問い合わせ | - |
Wantedly | 中途・新卒×全職種 | 389万人 | 要問い合わせ(定額課金) | - |
OpenWorkリクルーティング | 中途・新卒×全職種 | 605万人 | 80万円(成果報酬・中途採用の場合) | 初期費用・月額利用料はなし |
Green | 中途×特定の業界・業種 | 120万人超 | 60〜120万円(成果報酬)+初期費用 | - |
MSJobs | 中途×特定の業界・業種 | - | 10~90万円(成果報酬)+固定費用 | - |
Findy | 中途×エンジニア向け | 10万人超 | 要問い合わせ | - |
Forkwell Jobs | 中途×エンジニア向け | 約5万人 | 要問い合わせ | - |
paiza転職 | 中途×エンジニア向け | 63万人※5 | 要問い合わせ(成果報酬) | - |
OfferBox | 新卒向け | 24万名以上※6 | 38万円(成果報酬) | - |
doda キャンパス | 新卒向け | 約99万人※7 | 90万円(定額課金) | 無制限プランの場合 |
キミスカ | 新卒向け | 20万人以上※8 | 75万円(導入費用)+35万円(成果報酬、契約プランの採用人数を超えた場合) | 3名枠プランの場合 |
※料金はプランにより変動。成果報酬は採用1名あたりの金額
※1 2024年1月末時点
※2 2023年12月末時点
※2 2022年時点
※4 2023年時点
※5 2023年7月時点
※6 2024年卒学生登録数(累積)2024年1月度実績より
※7 24卒~27卒 2023年5月時点
※8 22卒~23卒合算
前述の「選び方」に加えて、比較検討時に留意したい4つのポイントについて解説します。
サービスごとの登録者数は目安になるものの、自社の要件に合った経験やスキルを持つ人材に絞ると、実際の候補者数は少なくなります。更に、「スカウトメールへの反応がない」「選考を進めて不採用になる」といったケースに備えて、採用人数の数倍程度の候補者数を確保できると安心です。
「ビズリーチ」や「doda ダイレクト」、「キャリオク」など、多くのサービスは利用前に検索機能を無料で体験利用できます。一定以上の候補者数を確保できそうか、事前に確認しておくのがおすすめです。
数多くの転職希望者の中から候補者を探し出すには、検索機能の充実度が重要なポイントとなります。検索できる項目の多さはもちろん、「◯日以内にログイン」といった登録者の行動履歴から絞り込めると、転職意欲が高まっているであろうタイミングでアプローチできて便利です。
また、士業やエンジニアなど専門性の高い職種の採用であれば、職種ならではの業務経験について具体的に検索できると、効率的に候補者を絞れます。
「doda ダイレクト」では、候補者の転職活動の状況から検索が可能。直近で他社から受け取っているスカウトメールの通数や、ログイン日、詳細な選考状況といった条件で絞り込めます。
士業・管理部門の採用に強みを持つ「MSJobs」では、会計・法律・労務などに関わる業務経験についての検索項目を用意。エンジニアの採用に強みを持つ「Forkwell Jobs」では、候補者が普段書いているプログラミング言語などから検索できます。
経歴やスキルが記載されたレジュメが充実していると、高精度で候補者のリストアップが行えます。レジュメの記入量は登録者の裁量によりますが、サービス側で一定量の記入を促したり、専門性の高い職種に向けて具体的なスキルの記載を求めたりする場合もあります。
「doda ダイレクト」では、求職者向けにレジュメビルダーを提供。採用側は詳細に内容を確認でき、記入量や文面から候補者の人となりを把握できます。
また「Eight Career Design」は、名刺アプリ「Eight」の300万人超のユーザー情報を人材データベースとして活用可能。名刺情報がレジュメ代わりとなり、正確な所属企業や部署情報から、自社に近い業界や業種の人材を探すことができます。また、名刺管理を目的に役職層を登録しているケースが多いことから、転職市場で見つけにくいハイクラス人材にアプローチできるというメリットも。
「YOUTRUST」には他己紹介機能があり、登録者の同僚や元上司などによる紹介文の閲覧が可能。レジュメとは別に、登録者の人となりを知るのに役立ちます。
また、エンジニア採用に特化したサービスの中にはスキルを定量化するものも。「Findy」では、Githubの履歴をもとに、手掛けたコード量やプロジェクトへの貢献度を図り、エンジニアのスキルを偏差値として見える化します。
ダイレクトリクルーティングは、自社の裁量により成果の差が出やすい採用手法です。そのため、効果的な求人票の作成を支援するサービスや、専任担当者が採用活動の振り返り・改善に伴走してくれるサービスを利用すると、より効率的に採用活動を進められ場合があります。
特に、ダイレクトリクルーティングに初めて取り組む場合や、自社に採用ノウハウを積極的に蓄積したい場合などには、サポートが充実しているサービスがおすすめです。
「ビズリーチ」では、採用フローの構築や採用要件の見直しまで、専任担当者が改善策を提案。スカウトメッセージの文面へのフィードバックも得られるため、初めてダイレクトリクルーティングを行う場合にも安心です。「Green」では、プロのライター・フォトグラファーによる取材に基づいて、企業紹介のページを作成。高品質な記事で自社の魅力を発信できます。
また「Findy」では、求人票の採点機能を提供。応募者に訴求する内容となっているか、採点をもとに改善を図れます。
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(出所:ビズリーチ公式Webサイト)
スタートアップから大手企業まで累計28,900社以上の導入実績を持つ採用支援サービス。独自の審査を通過した即戦力人材が多数登録されているデータベースと、コンサルタントサービスに強みを持つ。加えて、求職者向けの有料プランも提供しているため、転職意欲の高い会員が多数在籍する。
データベースは居住地や経験年数、保有資格といった条件で検索可能。「登録したばかり」「職務経歴書を更新したばかり」といったステータスも可視化されるので、転職意欲が顕在化している候補者に効率的にアプローチできる。また、同社が提供する採用管理システム「HRMOS採用」と連携すると、応募者情報や選考の進捗情報などを自動反映して、採用業務の一括管理・効率化を進められる。
専任の担当者が採用課題について解決策を提案するなど、サポート面も充実。
(出所:PayCareer公式Webサイト)
特許取得済みの面談課金モデルで、ハイクラス人材採用を支援するダイレクトリクルーティングサービス。1面談45,000円で、2回目以降の面談費用や月額費用、成功報酬なしで利用できるのが強み。スカウト文面のテンプレートやチャット機能も搭載し、手間がかかるスカウト作業も簡単。「会って話す」ことに集中できるため、求める人材のスムーズな採用を実現する。
求職者情報については、実務経験を積んだ即戦力の人材だけが登録できる独自のデータベースを構築。従来の転職サイトを利用していないハイクラス人材への効率的なアプローチが可能だ。スカウトに応じて面談した求職者に対価が出る仕組みのため、返信率アップも期待できる。
(出所:リクルートダイレクトスカウト公式Webサイト)
人材業界で60年以上の実績を持同社が提供するダイレクトリクルーティングサービス。毎月20,000人程度(2022年度実績)の転職希望者が新規登録しており、幅広い年齢・年収・職種の候補者に出会える。スカウト送信数、求人掲載数はともに無制限で利用可能だ。
AI分析によるレコメンド機能に強みを持ち、自社が求める人材要件と求職者のレジュメをAIが分析。求人票の条件やスカウト送信相手の傾向、レジュメにおけるキーワード設定といった企業側の行動履歴を学習し、条件に合う可能性の高い候補者を自動でレコメンドする。
リクルートの人材紹介サービス「リクルートエージェント」やリクルートの採用管理システム「リクナビHR Tech採用管理」と密な連携も可能。求人からスカウト、応募者の管理まで同一システム上で一元管理できる。
(出所:doda ダイレクト公式Webサイト)
日本最大級の人材データベースを抱える、ダイレクト・ソーシングサービス。最短1日で面接まで進められる効率的なフローと、スカウトメッセージの開封率、応募率を高める仕組みに強みを持つ。
最大345万人規模の膨大なデータベースから、多様な検索が可能。直近1カ月の間に他社から受け取ったスカウトメールの通数や、ログイン日、詳細な選考状況といった条件から絞り込め、転職意欲の高さがうかがえる候補者にスカウトメッセージを配信できる。
送信したスカウトメッセージは、他社のメッセージに埋もれてしまわないよう、転職希望者の受信BOX内で一週間、上位に表示。「プレミアムオファー」を使用すると、上位表示される期間が2週間に伸び、開封率向上に貢献する。メッセージには画像や動画なども使用できるため、豊富な情報で自社の魅力をアピールできる。
(出所:キャリオク公式Webサイト)
若手採用に強みを持つダイレクトリクルーティングサービス。90万人を超える登録者のうち、営業・販売サービス経験者を中心に、20代~30代の登録が7割を占める。求人掲載を行わずに利用できるため、コンテンツ作成の時間をかけずに採用活動を始められる。
転職希望者が自身の経歴に基づいてオファーを募る、オークションシステムが特徴。企業はオークション機能を利用した入札(年収提示付きのオファー)か、面接依頼の送信(スカウト)か、2種類のアプローチ方法を選べる。入札では、自身の市場価値に意識的な転職意欲の高い候補者にアプローチできるのが魅力。スカウトの配信先は職種、エリア、現年収や希望年収など細かい設定ができるため、自社に合った母集団のセグメント分けも行える。
(出所:Eight Career Design公式Webサイト)
利用者300万人超のプロフェッショナルリクルーティングサービス。同社の名刺管理アプリ「Eight」の登録者を対象に、登録された名刺情報や過去の業務経験から、条件にマッチするユーザーを検索・スカウトできる。
名刺管理を主な利用目的とする登録者も多く、利用者の56%を管理職が占める。そのため、転職市場に出ていない役職層や希少人材にもアプローチできる点が魅力。候補者側には職歴に合ったおすすめ求人が推奨表示されるなど、転職意欲を醸成させてスカウトへの反応率を高める仕掛けも。
気になる候補者は「タレントプール」機能で管理可能。ログイン情報や、プロフィールの更新可否といった候補者の行動を把握できるため、転職意向が高まったタイミングでスカウトをかけられる。
(出所:YOUTRUST公式Webサイト)
“社員の友だちの友だち”といった人と人とのつながりからアプローチして、マッチ度の高いスカウトを実現するキャリアSNS。チャット形式のカジュアルなUIで、気軽に候補者とコミュニケーションできるのが特徴だ。20代後半〜30代のエンジニアの登録比率が高く、ダブルワークのオファーにも利用可能。
職種や優先度別に気になる候補者をリストアップ。候補者のリアルタイムの「転職意欲・副業意欲」が4段階で表示されるため、意欲に合わせた絞り込みやスカウト文面の調整に役立つ。
また、応募者とのコミュニケーションに便利なカジュアル面談機能を提供。経歴や自己紹介文が記載された応募者のプロフィールページを見ながら会話ができる。
(出所:Wantedly公式Webサイト)
企業のミッションや価値観への「共感」を軸にマッチングを提供する、プラットフォームサービス。求人広告と異なり、給与条件の記載はNG。条件や知名度ではなく理念や社風で差別化を図れ、予算に左右されず人材にアプローチできるのがユニークだ。
Wantedly上のプロフィールを対象に、スキルや経歴はもちろん、「この先やってみたいこと」などを直接検索できる。「1日以内ログイン」など、候補者のアクティビティから転職意欲を測ることも可能。
また、フォーマットに沿って簡単に作成できる採用ページなど、採用広報ツールとしても活用可能な機能を豊富に備える。検索エンジンやSNS経由での流入にも強く、そのまま自社の採用ページとして有効活用できる。ブログ機能である「ストーリー」では、日常の会社の様子やメンバーの紹介など、募集要項では伝えきれない自社の魅力を気軽に発信でき、候補者の志望度向上に貢献する。
(出所:OpenWorkリクルーティング公式Webサイト)
社員クチコミ情報サイト「OpenWork」が提供するダイレクトリクルーティングサービス。登録時の厳しい審査で、レジュメの質・情報量を担保。レジュメのクオリティチェックにかかる工数を減らせる。
「OpenWork」における企業のスコアやクチコミを参考にして、応募者側が積極的に企業理解を進められる点が強み。口コミだけでは伝わらない情報を企業側から掲載することも可能だ。クチコミ分析機能では求職者からの口コミを多面的に分析できるほか、また競合他社とのデータ比較に対応。採用戦略の立案に活用できる。
また、独自のアルゴリズムでリストアップした、活躍人材になり得る候補者に対して、求人案内を自動配信する機能を提供。スカウトメッセージに対する返信がない場合には、自動再送機能により少ない工数で求職者にアプローチできる。
(出所:Green公式Webサイト)
IT/Web業界の経験者採用に強い、成功報酬型の求人メディア。120万人を超える登録者のうち、50%以上がIT/web系人材で、採用実績の約70%を25歳〜39歳が占める。スカウト送付は月1,000件まで無料。
「会いたい」「気になる」といった機能で、厳選したスカウトとの使い分けができる。たとえば、メッセージ内容を必要としない一括アプローチ機能「気になる」を使えば、ボタン1つで多数の候補者に自社の認知を促せる。また、求人票とは異なる企業紹介ページの作成をプロがサポートするなど、採用広報のコンテンツづくりにも強みを持つ。ライター、フォトグラファーによる取材を通じて、自社の魅力を引き出す記事を作成できる。
(出所:MSJobs公式Webサイト)
管理部門・士業の採用に特化した求人掲載・スカウトサービス。登録者の80%以上が実務経験年数3年以上の即戦力人材で、CFOや監査役、役員といった管理部門の人材を含む。また、公認会計士・税理士・弁護士など専門性の高い人材も多数抱え、一般企業だけではなく、プロフェッショナルファームの採用にも適している。
同社が運営する管理部門と士業のためのビジネスメディア「Manegy」に求人が掲載されるなど、独自の登録者獲得ルートに強み。自社集客比率は9割以上で、他社サイトにない人材と出会える。
求人掲載・スカウト機能は無期限・無制限で利用可能。候補者の検索では、職種のみではなく、詳細な経験業務や資格から絞り込める点が便利だ。たとえば経理であれば、「年次決算の経験有無」といった専門性を図れる検索項目から、細かな採用要件に合った人材を探せる。
(出所:Findy公式Webサイト)
AIによるスキル判定でマッチングできる、スカウト型のエンジニア採用サービス。メンバークラスからエンジニアリングマネージャーやテックリードまで、幅広い登録者層を持つ。
スカウトを送る前段階として、「いいね」によるマッチング機能を提供。メッセージ内容を必要としない「いいね」に対して、登録者から「いいかも」を受け取ることでマッチングが成立し、エンジニアの職歴やGithubの活動履歴がスキル偏差値として確認できるようになる。マッチングとスキル偏差値によりスカウトしたい候補者を絞り込めるため、面談の工数削減が見込める。
また、応募者にとってのわかりやすさや魅力を判定する求人票採点機能も便利。数万件の求人票解析結果をもとに、求人票を改善できる。
(出所:Forkwell Jobs公式Webサイト)
エンジニア採用に特化したスカウトサービス。エンジニア向けコミュニティサイト「compass」の運営や、年間30,000人超のエンジニアが参加する技術勉強会の開催などを通じて、優秀な人材を集めている。
エンジニア目線を追求した求人票作成をサポートする機能を提供。チェックボックスを埋めていくだけで、現場で使われている技術や開発環境の魅力など、エンジニアに響く内容の求人票を簡単に作成できる。登録者側のポートフォリオにも普段書いているプログラミング言語やコード変更量など、具体的な技術力が記載されているため、自社に合った技術力を持つ人材とマッチングしやすい。
スカウトメッセージの作成では、登録者のプロフィールを見ながら文面作成できるUIが便利。また、メッセージの通知は1日1回と登録者にとってストレスにならない回数に抑えられているので、開封率向上に貢献する。
(出所:paiza転職公式Webサイト)
求職者のプログラミングスキルを可視化するスカウトサービス。エンジニアをはじめ、エンジニア素養を持つマネジメント職など、幅広い層のIT人材が集まる。
職歴や資格だけでは判定しづらいエンジニアの開発スキルを、独自のテストにより、S〜Dランクの5段階で可視化。データ解析や大規模データの管理など、専門領域の研究開発に携われるSランク、大規模な業務システムやWebアプリケーションの設計・開発ができるAランクなど、明確にセグメント分けしたうえで自社が求める実力の候補者を絞り込める。
また、応募者獲得から選考活動までをサポートチームが一気通貫でフォロー。サポートチームが選定したリストからスカウト送信の可否を判断できるなど、有効な母集団の形成を支援する。
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(出所:OfferBox公式Webサイト)
新卒採用向けダイレクトリクルーティングサービス。オファー承認率や活躍人材の傾向など、効率的な採用活動に役立つ分析機能が豊富にそろう。
登録学生の検索では、基本情報に加えてフリーワード検索にも対応。また、適性検査で自社の活躍人材を可視化し、導き出された要件とマッチする学生を検索することもできる。加えて、効率的なオファー送信に役立つAIアシスト機能も魅力。学生の志望条件やオファーの承認傾向、プロフィール入力率、ログイン情報をもとに、オファー承認に至りやすい学生を上位に表示する。
また、活動量シミュレーション機能を活用すれば、企業規模・業種・オファー送信時期を入力するだけで、オファー承認率の推定値が表示され、必要工数の予測が立てられる。
(出所:doda キャンパス公式Webサイト)
学部学科を問わず、全国の大学生が利用するオファー型就活支援サービス。卒業年度ごとにプランを提供するほか、定額制と成功報酬制度を選べるので、長期の利用でもコストを抑えられる。
オファーの前段階で気になる学生は、一括で検討中に追加可能。オファー送信時には、面接を確約するプレミアムオファーを利用して、選考に至るまでの工数を減らすこともできる。また、選考に関する通知以外に、学生のキャリア観を醸成するイベントやインターンシップへの勧誘を送れる。採用活動の工数を最低限に抑えるための、オファー代行サービスも提供。
また、専任のカスタマーサクセス担当が採用成功に向けて伴走。利用中のフォローや改善策の提案に加え、学生の傾向や採用市場の現況など、プラットフォームならではの分析・情報提供が期待できる。
(出所:キミスカ公式Webサイト)
ターゲット学生の母集団形成に強みを持つ、多機能なダイレクトリクルーティングシステム。面接の設定に便利な日程調整の自動通知、スカウトメールの一括送信や自動返信機能など、工数を圧縮するための機能が充実している。
スキルや志向性といった100種以上の検索条件から、ターゲットに合う学生を検索で可能。加えて、自己PRの傾向や適性検査の結果から、自社に合う可能性が高い学生を探し出せる。
また、ゴールド、シルバー、ノーマルと3段階を使い分けられるスカウト送信機能も便利。幅広いターゲットにはノーマル、本当に会いたい学生に対してはゴールドやシルバーを送るといった運用で、採用意欲の度合いを学生に伝えられる。また、学生との接触機会をスコアで見える化。接触機会の少ない学生を把握して、内定辞退を防ぐ取り組みなどに役立てられる。
本記事では、ダイレクトリクルーティングサービスについて解説・紹介しました。
ダイレクトリクルーティングサービスを利用することで、自社の採用要件に合った人材へのアプローチが可能に。ミスマッチを事前に防ぎやすくなり、効率的に選考を進められるようになります。
ダイレクトリクルーティングサービスのタイプは登録者層ごとに、「中途×全職種」「中途・新卒×全職種」「中途×特定の業界・業種」「中途×エンジニア向け」「新卒向け」といったタイプに分けられます。これらのタイプから、自社が採用したい職種、人材に合ったサービスを選びましょう。
加えて、料金体系も重要なポイントです。採用人数に応じて料金が変わる「成果報酬タイプ」と、利用期間に応じて課金される「定額課金タイプ」の2種類があります。採用計画の期間や採用予定人数、予算に応じて、自社に合った運用ができサービスを選びましょう。
事業を成長させるには、優秀な人材の獲得が欠かせません。本記事を参考に、ぜひダイレクトリクルーティングサービスの利用を検討してみてください。
ダイレクトリクルーティングサービスをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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<重要なお知らせ> サイトリニューアルに伴い、初回ログインにはパスワードの再設定が必要です。
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