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副業プラットフォーム比較14選。メリットや仕組み、選び方

副業プラットフォーム比較14選。メリットや仕組み、選び方

最終更新日:2024-07-10

専門スキルを持った副業人材を採用したい、副業でスキルやカルチャーマッチを見極めたうえで、正社員登用をしたい企業の採用担当者へ。副業プラットフォームを利用するメリットや料金体系、選び方とともに、おすすめのプラットフォームを紹介します。

目次

副業プラットフォームとは?

副業プラットフォームとは、副業人材(本業以外で別の仕事を請け負う人材)の募集、マッチングをはかるプラットフォームです。

プラットフォームには、以下をはじめ様々な職種に従事する副業人材が登録しています。

  • 事業企画、営業、マーケティングなどのビジネス人材
  • エンジニアなどの技術系人材
  • 広報・人事などのコーポレート人材

導入企業は、プラットフォーム内で人材を募集したり、気になる人材を探してスカウトを打ったりできます。プラットフォームの種類によっては、エージェントが自社に合った人材を紹介し、マッチングをはかるサービスが付いています。

副業人材活用の流れ

2017年に日本政府が副業を推奨し始めたことをきっかけに、各企業では自社の従業員の副業を容認する動きが見られるように。この流れに伴い、本業の合間に別の企業の業務やプロジェクトに従事する副業人材が増えてきています。副業プラットフォームは、本業の合間に力を貸してほしい企業と、副業を探している人材をつなぐ役割を果たしています。

副業人材とのマッチングをはかる手段の一つに、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシング(不特定多数の人材に業務を委託する形態)を利用する方法もあります。ですがこの記事では、高度なスキルや専門性を持つ副業人材に直接アプローチでき、採用が実現するプラットフォームを中心に紹介します。

 

副業プラットフォームのメリット

副業プラットフォームの利用によって、企業側と副業人材側が得られるメリットを紹介します。

企業側のメリット

・ハイスキルな人材や、転職市場にはいない人材にリーチできる

副業プラットフォームには、有名企業に在籍しているハイスキルな人材や、実務経験豊富な人材がそろっています。現在は転職を考えていない人も多く登録しており、転職市場では出会えない人材にリーチ、採用できる可能性が広がります。

・必要なタイミングで即戦力を採用でき、コストを抑えられる

副業人材は、「1カ月単位」「プロジェクト単位」など、企業が必要とするタイミングや期間で採用できます。正社員の雇用に比べて、人件費の削減にもつながります。

・採用後のミスマッチリスクを軽減できる

正社員の雇用後にミスマッチが発生した場合、企業側から退職を勧めるのは難しいもの。一方副業人材とは雇用契約を結ばないため、スキルやカルチャーがマッチしているかを確認したうえで、契約の継続・解約を申し出やすいです。

・正社員採用をする際の検討材料になる

優秀な人材を正社員採用したいと考えている企業にとっても、副業プラットフォームの利用はおすすめです。たとえば、正社員採用したい人材に試しに副業で働いてもらえば、過去の経歴や、面接だけでは判断できない仕事ぶりがわかります。

副業人材側のメリット

・スキルの向上、キャリアアップをはかれる

本業に関連する職種で副業を行うと、自身のスキルを更に向上できます。本業では得られなかった知見を広げるきっかけにもなるでしょう。副業で得た知見を本業に還元すれば、社内でのキャリアアップを見込めます。

・柔軟な働き方ができる

副業案件は、オフィスへの出社義務がなくリモートで働ける案件が多いです。それゆえ、自身の居住地とは離れた地域の企業にコミットすることもできます。また、時間拘束のない案件であれば、本業の合間や休日を使って柔軟に働けます。

・副業案件を無料で効率的に探せる

副業プラットフォームには様々な職種、条件の案件が掲載されており、自身に合った仕事を簡単に見つけられます。どのプラットフォームも即戦力での活躍を前提にした案件を扱っているため、単価は高い傾向に。いずれのプラットフォームも利用料無料で、コストをかけずに案件を探せます。

・副業人材のサポートが充実している

プラットフォームによっては、確定申告などの税金周りのサポートや、契約書を電子締結可能なサービスが付帯。初めて副業にトライする人も安心して利用できます。

 

副業プラットフォームの仕組み(契約形態)

副業プラットフォーム経由で副業人材を採用した後は、業務委託契約を結びます。業務委託契約の結び方は、以下の2種類が一般的です。それぞれの違いを見ていきましょう。

(1)3者間契約

副業プラットフォームが、導入企業・副業人材それぞれと業務委託契約を結ぶ方法。プラットフォームの運営企業が導入企業と副業人材の間に立ち、契約条件のすり合わせや、契約締結、業務の遂行をサポート。導入企業と、副業人材間で直接契約を結んだ際に発生しうる「契約不履行」などのトラブルを防げます。

3者間契約を採用している「シューマツワーカー」の場合は、人材採用後のサポートが充実。導入企業専属のコンシェルジュが、業務の切り出しを行い、副業人材の受け入れ環境を整備します。また、副業人材側にもコンシェルジュがつき、認識の齟齬なくスムーズに稼働できるよう支援します。

「lotsful」も同様、専任のコンサルタントが副業人材へのオンボーディングや受け入れ後の体制構築をフォロー。

そのほか、「Workship」の場合は、同社が副業人材へ月額報酬を代行払いする仕組みに。導入企業は報酬管理を行う手間が省けるほか、副業人材側も「報酬支払い遅れ」などのリスクを回避できます。

(2)2者間契約(直接契約)

導入企業が、副業人材と直接業務委託契約を結ぶ方法。2者間契約の場合は、両者で個別に契約条件や報酬を相談し、決定します。プラットフォーマーに支払う中間マージンが発生しない分、利用コストを抑えられます。

たとえば「複業クラウド」「クラウドリンクス」「HiPro Direct」「YOUTRUST」などは2者間契約のため、契約締結は導入企業側で段取る必要があります。

ただし、「複業クラウド」の場合、プラットフォームの導入段階であれば、同社の担当者に契約関連の質問が可能。導入企業は不明点を解消したうえで、人材との契約締結を進められます。

 

副業プラットフォームの料金体系

副業プラットフォームの料金体系は、人材の採用成立後に紹介手数料が発生する「成功報酬型」、プラットフォームの利用料のみかかる「定額型」など様々です。

具体的な金額は公開されていないケースがほとんどですが、この章では、各プラットフォームがどのような料金体系をとっているかを紹介します。

(1)成功報酬型

採用が成立するまで、求人の掲載や各種サポートを無料で利用できるタイプ。導入企業は、求人作成やスカウト送付の手間がかからず、最小限の工数で副業人材を採用可能です。

たとえば「シューマツワーカー」は、導入企業の課題のヒアリングから募集要項作成、候補者の提案などを無料で実施。副業人材の採用が決まったら、成功報酬が発生します。加えて、副業人材の初回稼働開始時に初期費用がかかります。

一方、「lotsful」は初期費用完全無料。利用料金は、採用が決定した副業人材の業務委託費によって変動します。

「Kasooku」も同様、副業人材とマッチングして初めて料金が発生する成功報酬型です。同社のスタッフが求人作成や候補者のスカウトはもちろん、面談日程の調整、合否連絡などの細かい事務もサポートします。

(2)定額型(成功報酬なし)

プラットフォームの利用料が定額で発生するタイプ。成功報酬はかかりません。

たとえば「Workship」は、採用した人材の稼働期間に応じて月額料金が発生します。中長期で業務にコミットする人材を採用する場合は、月額40,000円〜の3カ月更新プランがおすすめ。短期間稼働する人材を採用する場合は、月額96,000円〜の1カ月更新プランが適しています。

「スキルシフト」は、求人掲載料金が月額一律98,000円。そのほか、料金は非公開ですが「複業クラウド」「クラウドリンクス」「YOUTRUST」も定額で利用できます。

(3)成功報酬型・定額型を選択可能

成功報酬・定額両方のプランを備えているタイプ。

たとえば「HiPro Direct」で成功報酬プランを選択すると、プラットフォームの利用に加えて、エージェントによるマッチング支援サービスを利用できます。このプランでプロジェクト単位で稼働する人材を採用した場合は、48万円〜/人。スポットコンサル人材(専門分野・業界の知見を踏まえ、単発で事業のアドバイスを行う人材)を採用した場合は、45,000円〜/人のフィーが発生します。

一方、定額プランを選択した場合は月額30万円〜。候補者のマッチングサポートは付きませんが、プラットフォームの機能を一通り利用できます。

(4)全部無料

プラットフォームの利用料が無料のタイプ。

「Anycrew」は、求人掲載、人材データベースの検索、スカウト機能をすべて無料で利用できるのが嬉しいポイント。別途有料で、同社のエージェントを利用した人材斡旋を依頼可能です。

(5)一部無料

プラットフォームの機能の一部を無料で利用できるタイプ。

たとえば「Otanomi」の場合、求人の掲載料は無料。プラットフォーム内で応募者とメッセージのやり取りをする際に、別途料金が発生します。

 

副業プラットフォームの目的別の選び方

副業プラットフォームは、導入企業が重視したい目的によって以下4つのタイプに分けられます。

(1)候補者と自由にやりとりしたい

プラットフォームのデータベースを参照しながら候補者を自由に選べるタイプ。人材のスカウトやコンタクトも行えます。

このタイプは、更に以下2つのタイプに分けられます。

1-1)データベース上の人材が豊富

データベースにストックされている人材が豊富なタイプ。

たとえば「クラウドリンクス」には、11万人以上のハイクラス人材が登録。転職は検討しておらず、副業を探している人材がほとんどのため、転職市場にいない希少な人材とのマッチングが見込めます。

「複業クラウド」にも、75,000人以上が登録しており、自社にマッチした人材を見つけやすいです。また、導入企業の部署ごとにアカウントを設定でき、部署横断で副業人材の情報を共有しやすいのも便利です。

1-2)付加機能・サービスが充実

プラットフォーム内の機能やサービスが充実したタイプ。

たとえば「Workship」には、導入企業や採用した副業人材と電子契約を締結できる機能を付加。ほかに、プラットフォーム内でオンライン面談が行える機能や、導入企業に代わって副業人材の稼働を管理するサービスなども付いており、サポートが充実しています。

(2)手間をかけずに候補者を見つけたい

各プラットフォームの担当者が、導入企業の求める人材の提案、マッチングをサポートするタイプ。エージェントのような役割を果たすため、「プロの視点で最適な人材を選んでもらいたい」「副業人材採用にかかる工数を抑えたい」企業に最適です。

たとえば「lotsful」「カイコク」は、副業人材と面談する際、同社のコンサルタントも同席。第三者の視点で自社に適任な人材かを見極めてもらえます。

「Kasooku」の場合、導入企業が副業人材に求める要件の言語化、すり合わせの段階から伴走。「副業人材を活用したいけれど、何からどう始めれば良いかわからない」企業も安心して利用できます。

(3)効率的にスカウトしたい

スキルや経歴はもちろん、SNS上でのつながりや発信内容も参照できるタイプ。候補者のパーソナリティを含めて見極めながら、アプローチをかけたい場合におすすめです。

たとえば「YOUTRUST」は、プラットフォーム自体がSNSのような仕様になっているのが特徴。YOUTRUST上でつながっている友達の友達まで確認できます。つながりから自社と何らかの関係がある人材を探し出し、スカウトを送るアプローチも可能です。

Facebookアカウントで会員登録できる「Anycrew」も、Facebook上の仕事仲間のつながりを可視化できます。

「SOKUDAN」は、副業人材が各種SNSやブログ、個人HPなど、活動状況がわかるリンクを最大8件まで登録可能な仕様に。候補者のスキルに加えて、パーソナリティを知りたい場合に参考になります。

(4)都市部の候補者を募集したい

地方の企業の利用に特化したタイプ。自社の事業成長や地方創生をはかるために、都市部の副業人材の力を借りたい場合におすすめです。

「サンカク」は、副業人材の採用に「座談会応募」といったユニークな選考形式を採用できるのがポイント。応募者複数名を集め、座談会形式で事業内容の説明や質疑応答、参加者同士のディスカッションを行えます。座談会を通して相互理解を深めることで、採用後のミスマッチリスクを軽減できます。

「Otanomi」の場合、事業内容に加えて、事業や地域にかける想いもあわせて求人要項に掲載可能。内容に共感した副業人材とのマッチングが期待できます。

 

副業プラットフォームの比較ポイント

副業プラットフォームを導入するにあたって、比較検討すべきポイントを紹介します。

(1)登録している人材の傾向

各プラットフォームによって、プールしている人材の傾向が異なります。自社が求めている職種の人材、スキルを持つ人材が確保できそうかを確認しておきましょう。

・幅広い職種の人材を網羅

多様な職種の人材を幅広く網羅しているタイプ。

「複業クラウド」がメインで取り扱う職種は、営業、マーケティング、エンジニア、デザイナー、コーポレートなどの11種類。データベース全体を見ると、全80職種の人材が登録しています。いずれも経験年数3年以上の人材が多く、即戦力としての活躍が見込めます。

「SOKUDAN」は、20代後半〜40代前半のエンジニア、マーケター、セールス、BizDev、UI/UXデザイナーが中心に登録しており、最近はコーポレート人材の登録も増えています。

・一部の職種・スキルを持った人材に特化

一部の職種に特化、あるいは特定のスキル・経歴を持った人材をプールしているタイプ。

たとえば「クラウドリンクス」には、大手企業の部門長を経験した人材や、年収1,000万円以上のハイクラス人材が多数登録。優秀で希少価値が高い人材に、自社の事業を支援してもらいたい場合におすすめです。

「lotsful」は、マーケティング、事業開発、営業など、ビジネスサイドの人材が登録者数の半数以上を占めています。導入事例によると、社内の新部門や新規事業立ち上げのフェーズで、副業人材が活躍しているケースが多いです。

「カイコク」は、マーケティング領域に強い人材を斡旋するプラットフォームのほかに、エンジニアの採用に特化した「カイコクforエンジニア」を運営。ただし、現状は週5日の稼働が前提の案件が多く、フリーランスのエンジニアを採用したい場合に適しています。

(2)採用までのリードタイム

副業人材にすぐ稼働してもらいたい場合、マッチング・採用までのリードタイムをどれだけ短縮できるかもチェックすべきポイントです。

たとえば「SOKUDAN」は、2日間で10名以上の人材から応募が来た事例も。このように、アクティブユーザーが多いプラットフォームは求人の反応率が高く、面談、採用のリードタイムを短縮できる傾向にあります。

「YOUTRUST」は、プロフィールから人材の転職意欲・副業意欲を4段階で確認できるのがポイント。ステータスに応じて人材のアプローチ方法を変えることで、採用活動をスムーズに進められます。

「カイコク」の場合は、同社のコンサルタントが、登録人材に対して事前にスキルの診断・面談を実施。診断内容をもとに人材の傾向をデータ化し、導入企業の目的やビジョンにマッチした人を提案するため、即時採用が期待できます。

(3)正社員登用の可能性

副業人材をゆくゆくは正社員雇用したい場合、雇用形態を流動的に変更できるプラットフォームを選ぶのがおすすめです。

「Workship」「SOKUDAN」の場合、業務委託で採用した人材を、後に正社員として迎え入れることが可能。当初は正社員の登用を見通していなかった企業でも利用しやすいです。

また、「YOUTRUST」や「Kasooku」には、副業人材だけでなく、転職の意向を持つ人材も登録しています。転職意欲が高く、かつプラットフォーム自体が副業募集にも対応していることを心得ている人材なら、たとえば「お試しで副業で働いてもらい、双方合意のもと正社員登用する」などの条件を持ちかけやすいでしょう。

(4)スポットでの相談・コンサル依頼

副業人材にお願いしたい業務が固まっておらず、「自社の何が課題か」「どんな人材が必要か」などの要件から相談したい企業が利用できるプラットフォームもあります。

たとえば「Otanomi」は、募集要項に自社の課題をそのまま掲載して、課題解決の方法を相談する人材を募集できます。

「HiPro Direct」では、スポットコンサル人材を最短1時間から採用可能。自社の課題や検討中の企画、求める人物像などに対して、様々な角度からのアドバイスを受けられます。

なお、スポットコンサルを活用したい企業は「スポットコンサル比較9選。メリットや費用相場、選び方を紹介」の記事もあわせて参考にしてみてください。

 

おすすめの副業プラットフォーム(候補者と自由にやりとりしたい)

候補者を自由に検索し、スカウトを送れるタイプの副業プラットフォームを紹介します。

複業クラウド(株式会社Another works)

複業クラウド公式Webサイト

(出所:複業クラウド公式Webサイト)

累計2,000社以上が導入しており、最短1週間で即戦力の副業人材を獲得できるプラットフォーム。直感的なUIが特徴で、たとえば求人要項はAIの質問に選択肢から答えるだけで作成・公開できる。また、アプローチした人材のメモ機能や、人材を「面談候補」「スカウト候補」などカテゴライズできる機能を搭載。採用管理システムを使わなくても情報整理がしやすい。
各部署にアカウントを設定し、部署横断で人材の情報を共有しやすいのもポイント。営業、マーケター、エンジニア、デザイナー、コーポレートなど全80職種、80,000人以上の人材が登録。人材の出身企業も大手からスタートアップまで幅広く、導入企業の事業形態やカルチャーに合った人材の確保が期待できる。
成功報酬はかからず、定額のデータベース料金のみで利用可能。なお、人材を採用後、報酬などの条件調整や契約締結は自社で行う必要がある。

  • 料金:要問い合わせ ※定額型

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クラウドリンクス(株式会社クラウドワークス)

クラウドリンクス公式Webサイト

(出所:クラウドリンクス公式Webサイト)

クラウドソーシング「クラウドワークス」が運営している、ハイクラス副業人材マッチングプラットフォーム。大手企業の部門長以上や専門職の人材が11万人以上登録しており、マーケター、コンサルタント、エンジニア、PMなどあらゆる職種で即戦力を確保しやすい。求人要項は、導入企業の課題と相談事項を入力するだけで簡単に作成・掲載可能。人材のプロフィールを見ながらスカウトを送ることもできる。タスク単位ではなく、長期的な案件の事例が多い。
副業人材の採用決定後は、条件交渉しながら両者で直接契約を結ぶ流れ。ハイスキル人材をプラットフォーム利用料のみで何人でも採用でき、成功報酬がかからないのも嬉しい。

  • 料金:要問い合わせ ※定額型

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Workship(株式会社GIG)

Workship公式Webサイト

(出所:Workship公式Webサイト)

エンジニア、マーケターやデザイナーなどのクリエイターをはじめ、様々な職種の副業人材採用を支援するプラットフォーム。独自のスコアリング技術により、登録人材のプロフィール・スキル・過去の実績などをレーダーチャートで表示。ハイスキルな人材が一目でわかり、採用の参考にできる。
また、採用担当者をサポートする機能も充実。たとえば、CS担当者が求人を代行作成したり、条件に合った候補者をサジェストしたりなどの働きかけを行う。ほかにも、プラットフォーム内の電子契約締結機能や、副業人材の稼働を管理するサービスなどを利用可能だ。導入企業、副業人材との3者間契約の形態を取っており、副業人材への報酬の支払いは同社が代行する。
料金は定額制で、3カ月更新プランか1カ月更新プランを選べる。

  • 料金:月額40,000円〜(3カ月更新プランの場合)

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HiPro Direct(パーソルキャリア株式会社)

HiPro Direct公式Webサイト

(出所:HiPro Direct公式Webサイト)

各業界に精通した副業人材が多数登録しているプラットフォーム。週に数時間、中長期的な稼働を見越した「プロジェクト」人材のほか、1時間単位で事業のアドバイスを行う「スポットコンサル」人材を募集できるのが特徴。スポットコンサルでは、自社の課題や検討中の企画などに対して様々な角度からアドバイスを受けられるため、壁打ち相手が欲しい企業にもおすすめだ。
求人要項は、画面に沿って簡単な質問に答えるだけで作成可能。求人掲載後は、プラットフォームの検索機能で求める人材を絞り込んだり、オファーをかけたりできる。料金は、月額定額プランと、副業人材と契約した都度成功報酬が発生するプランの2種類。後者のプランの場合は、エージェントによる人材マッチング支援が受けられる。
そのほか、相互副業に同意した企業間で副業人材の募集、採用が行える「相互副業プラットフォーム」も展開。

  • 料金:【成功報酬プラン】48万円〜/人(プロジェクト人材採用の場合)、45,000円〜/人(スポットコンサル人材採用の場合)、【定額プラン】月額30万円〜

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おすすめの副業プラットフォーム(手間をかけずに候補者を見つけたい)

担当者が、導入企業の求める人材の提案、マッチングをサポートするタイプの副業プラットフォームを紹介します。

シューマツワーカー(株式会社シューマツワーカー)

シューマツワーカー公式Webサイト

(出所:シューマツワーカー公式Webサイト)

52,000人以上の人材データベースを保有し、ハイスキルな副業人材の採用が最短5日で実現するプラットフォーム。専任のコンサルタントが登録人材の職種・スキル・働き方などを見て、導入企業に最適な人材を提案。求人要項の作成や人材へのスカウトメール送信なども任せられるので、採用にかかる工数を最小限に抑えられる。更に、導入企業と副業人材3者間で業務委託契約を結ぶため、人材採用後のフォローも手厚い。一例として、導入企業専属のコンシェルジュが業務の切り出しを行い、副業人材の受け入れ環境を整備。副業人材側にもコンシェルジュがつき、認識の齟齬なくスムーズな稼働ができるよう支援する。
最短1カ月から時間単価での求人募集が可能で、副業の範囲で稼働できる週10時間〜の案件を中心に扱う。よりコミットしてほしい人材を採用したい場合は、フリーランス向けプラットフォーム「フリーランスデイズ」の活用がおすすめ。

  • 料金:要問い合わせ ※成功報酬型

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lotsful(パーソルイノベーション株式会社)

lotsful公式Webサイト

(出所:lotsful公式Webサイト)

マーケティング、事業開発など、ビジネス系職種の即戦力確保に強みを持つ副業プラットフォーム。人材業界の知見豊富なスタッフが、導入企業の要望をヒアリングして採用戦略の立案や募集要項の作成に従事。登録人材のスキルや経験を加味しながら人材を提案し、マッチングを支援する。採用面談も導入企業・人材・同社の三者で実施するため、lotsfulの視点で候補者が適任かを判断してもらえる。更に、人材採用後はオンボーディングや受け入れ後の体制構築まで伴走し、導入企業の成果創出に貢献。導入事例によると、社内の新部門や新規事業立ち上げのフェーズで、副業人材が活躍しているケースが多い。
副業で無理なく稼働できる月10時間〜の案件を取り扱い可能。求人掲載や各種サポートは無料で、採用した人材の業務委託費をベースに料金が決まる。

  • 料金:要問い合わせ ※成功報酬型

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カイコク(株式会社BLAM)

カイコク公式Webサイト

(出所:カイコク公式Webサイト)

マーケティング支援会社が運営する、マーケティング・デザインスキルを持つ副業人材の採用に特化したプラットフォーム。登録人材を実績やスキルをもとに独自のランク付けを実施。ランクを踏まえ、導入企業が抱える課題に合った人材を提案するためミスマッチが起こりづらい。
人材を選考する際は、導入企業の採用担当者だけでなく、マーケティングに精通したカイコクのコンサルタントも同席。プロの視点で適任者を選んでもらえる。採用後は、副業人材がスムーズに稼働できるようタスクの洗い出しや稼働時間の管理を実施。万が一、採用した人材のパフォーマンスに不満があった場合は、別の人を無償で紹介する対応を行っている。
過去に紹介した人材例は、SNS・SEO・広告運用などを駆使した集客が得意な人材や、デジタルマーケティングを絡めたDX推進人材など。そのほか、エンジニア採用に特化した「カイコクforエンジニア」も運営している。

  • 料金:要問い合わせ

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Kasooku(カソーク株式会社)

Kasooku公式Webサイト

(出所:Kasooku公式Webサイト)

20,000人以上が登録しており、導入企業が欲しい職種の副業人材マッチングを促進するプラットフォーム。担当者が導入企業の事業内容や課題を丁寧にヒアリングし、副業人材に求める要件の言語化、すり合わせの段階から伴走。求める人物像が固まったら、求人要項の作成や、登録者へのアプローチを代行し、最短即日で人材を提案してくれる。更に候補者との面談日時設定や合否連絡など、採用活動にあたって発生する事務も任せられるため、手間がかからずスピーディーな人材採用が実現する。
マーケター、営業、人事、エンジニアなどの職種の人材が登録。副業ではなく、転職を検討している人材も採用可能だ。

  • 料金:要問い合わせ ※成功報酬型

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おすすめの副業プラットフォーム(効率的にスカウトしたい)

スキルや経歴だけでなく、SNS上のつながりなども参照可能で、候補者のパーソナリティを見極めながら人材をスカウト・採用できる副業プラットフォームを紹介します。

YOUTRUST(株式会社YOUTRUST)

YOUTRUST公式Webサイト

(出所:YOUTRUST公式Webサイト)

スカウト返信率30〜40%で、SNSと同じ感覚で人材と相互コミュニケーションが取れるプラットフォーム。雇用形態を限定せず求人募集を出せるので、副業人材だけでなく正社員の採用も実現。また、プロフィールから人材の転職意欲・副業意欲が4段階で確認できるので、ステータスに応じてスカウト文面を変えるなど、柔軟な対応ができる。更に、YOUTRUSTでは友達の友達までつながりを確認できるので、自社と何らかの関係がある人材にスカウトを送るアプローチも可能だ。
人材と一緒に働いたことのある人からの紹介文を閲覧できる「他己紹介機能」を搭載している点もユニーク。導入企業が人選をする際の参考になる。エンジニア・PM・事業開発など幅広い職種の人材が登録。成功報酬型ではないため、一人あたりの採用コストを抑えられる。

  • 料金:要問い合わせ ※定額型

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SOKUDAN(CAMELORS株式会社)

SOKUDAN公式Webサイト

(出所:SOKUDAN公式Webサイト)

上場企業からスタートアップまで幅広い導入実績があり、自社に合った副業人材のマッチングが実現するプラットフォーム。副業人材が、各種SNSやブログ、個人HPなど、活動情報がわかるリンクを最大8件まで登録できる仕様になっているのが特徴。候補者のスキルに加えて、パーソナリティを知りたい場合に参考になる。また、導入企業は候補者からの応募を待つだけでなく、フリーワードで絞り込み、気になる人材に直接オファーをかけられる。
20代後半〜40代前半ほどのエンジニア・マーケター・営業・Bizdev・デザイナーが中心に登録。いずれも専門領域を数年以上経験した人材が集まっている。導入事例によると、2日間で10人以上の人材から応募が来た実績が。人材のアクティブ率が高く、面談、採用までのリードタイム短縮が期待できる。
そのほか、SOKUDAN経由で採用した人材を後に正社員雇用することも可能だ。

  • 料金:要問い合わせ

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Anycrew(エニィクルー株式会社)

Anycrew公式Webサイト

(出所:Anycrew公式Webサイト)

事業企画・開発、エンジニア、営業、バックオフィス、ファイナンスなど多様な職種の副業人材を見つけられるプラットフォーム。FacebookかGoogleアカウントで利用登録する仕組みになっており、Facebookであれば仕事仲間のつながりを可視化できる。また、データベースでの人材検索や、求人投稿、スカウトがすべて無料で利用できるのも嬉しいポイント。中長期的な稼働を見越した人材はもちろん、短期のプロジェクトや、案件が発生した都度スポットで稼働する人材も募集できる。
別途有料で、同社のエージェントによる人材紹介も利用可能。導入企業が求める職種のマッチングが得意なエージェントがつき、候補者のスキルやほかの案件で挙げた実績、仕事仲間とのつながりを見ながら適任者を紹介。エージェントのオプションを利用する場合は、採用した副業人材の稼働時間に応じて成功報酬が発生する。

  • 料金:無料 ※有料オプションあり

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おすすめの副業プラットフォーム(都市部の候補者を募集したい)

地方創生をはかるために、都市部の副業人材を募集したい場合におすすめのプラットフォームを紹介します。

サンカク(株式会社リクルート)

サンカク公式Webサイト

(出所:サンカク公式Webサイト)

人材確保に課題を感じている地方企業と、地域に貢献したい都市部の人材のマッチングをはかるプラットフォーム。業種を問わず、全国各地の中小企業が募集する案件をバリエーション豊富に掲載。たとえば新規事業立ち上げ、新商品開発人材や、SNS・Web広告運用を軸にした集客支援人材、自社の経営戦略立案人材などを募集している。取り扱う求人の90%以上がリモートで稼働可能な案件であり、都市部の人材を受け入れやすい。
また、「座談会応募」といったユニークな選考形式を取れるのも特徴。応募者複数名を集め、座談会形式で事業内容の説明や、質疑応答、応募者同士でのディスカッションを実施。座談会を通して相互理解を深めることで、採用後のミスマッチリスクを軽減できる。東京都内の事業所で受け入れる副業案件は取り扱い不可。

  • 料金:要問い合わせ

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Otanomi(株式会社シンカゼ)

Otanomi公式Webサイト

(出所:Otanomi公式Webサイト)

地方の中小企業・自治体が抱える課題の解決に尽力する副業人材の採用が実現するプラットフォーム。導入企業は、事業内容に加えて事業や地域にかける想いもあわせて載せられるため、その内容に共感した副業人材とのマッチングが期待できる。特に、導入企業や商品の認知拡大を目的とした案件や、地域を巻き込んだ事業計画に関わる案件など、企画系人材の募集が多め。
また、副業人材に委託する業務が定まっていない企業でも、座談会や壁打ち相談のような形で人材を募集できるのがポイント。副業人材の採用が初めてでも使いやすい。別途有料で、求人作成代行サービスも提供している。
求人の掲載は無料で、応募者とのメッセージのやり取りは有料。成功報酬は発生しない。東京都23区内、横浜市、名古屋市、大阪市の企業・団体は利用不可。

  • 料金:要問い合わせ

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スキルシフト(株式会社みらいワークス)

スキルシフト公式Webサイト

(出所:スキルシフト公式Webサイト)

地方の中小企業が、都市部で勤務する専門スキルを持った副業人材を募集できるプラットフォーム。エリアや事業内容を問わず、全国約384市町村の中小企業が求人を掲載。企業側から人材をスカウトすることはできないが、一つの求人の平均応募人数が13人をマークしており、複数の応募者から自社に最適な人材を採用しやすい。
取り扱う職種も幅広く、事業企画、マーケティングなどのビジネス人材や、広報、人事、経理財務などのコーポレート人材、加えて資金調達のアドバイザーなども募集可能だ。導入企業が抱えている課題の言語化や、解決策の提案から伴走する副業人材もいるため、何をどう進めれば良いかわからない企業も安心して依頼できる。求人の掲載料金は、1カ月あたり一律98,000円。

  • 料金:月額98,000円

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まとめ

昨今は、会社の規模やエリアを問わず、企業内で副業人材を活用するケースが増えてきています。自社が求めるスキルや経験を満たした副業人材を効率的に採用できるのが、副業プラットフォームです。

副業プラットフォームを利用すると、有名企業に在籍しているハイスキルな人材や、実務経験豊富な人材とのマッチングが実現。転職市場にはいない優秀な人材が、自社の事業成長に貢献します。

副業プラットフォームには、データベースから自由に人材を検索・スカウトできるタイプや、専任のエージェントが人材のマッチングを支援するタイプなどがあります。また、料金体系も、人材の採用成立後に成功報酬が発生するものから、プラットフォームの利用料のみがかかるもの、無料のものまで様々です。

登録している人材の傾向も各プラットフォームによって異なるため、本記事を参考に、自社に合った副業プラットフォームの導入を検討してみてください。

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