最終更新日:2024-11-05
効果的な1on1を実施することでマネジメントの強化や社内風土の改善、離職率の低下につなげたい方へ。1on1ツールのメリットや目的別の選び方、比較ポイントとあわせておすすめのツールをご紹介します。
1on1ツールとは、上司と部下が1対1で面談を行う「1on1ミーティング」を効率的に実施するためのツールです。Web会議ツールなどでもミーティングは行えますが、1on1専用に開発されたツールを利用することで、より効果的な1on1を実施できるようになります。
もとになっているのは「ピープルマネジメント」という手法です。従来、マネジメントといえば、人材のスキルや成績を軸にするのが主流でしたが、人材や働き方の多様化が進む近年では、メンバーのパフォーマンスやモチベーション、キャリア志向における「成功」にコミットメントすることで最適なチームマネジメントを目指す、ピープルマネジメントが取り入れられるようになっています。
1on1ミーティングはピープルマネジメントの中心的な手法として、メンバーの個別のニーズに応じたサポートを提供し、組織の成長を促進するための役割を果たします。
一人ひとりの話に耳を傾け、深掘りしていく1on1ミーティングは上司(マネージャー)に負荷がかかるだけでなく、上手く進めないと、面談を受ける部下側にとっても負担です。実際、「単発の1on1に意義を見出せない」「業務の報告だけで終わる」「本心からの悩みや相談をなかなか打ち明けられない」といった課題も挙げられます。
1on1ツールなら、面談スケジュールの調整や面談内容の記録など、ミーティング実施のための管理業務を効率化できます。また、対話をスムーズにする会話テンプレートや、メンバーの状態を見える化するエンゲージサーベイなどの機能によって、1on1の質を向上させられます。
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1on1ツール導入の主なメリットを具体的な機能を交えて3つ紹介します。
効果的な1on1ミーティングには継続的な実施が欠かせません。そのためには、ミーティングを仕組み化する必要があります。
1on1支援ツールであれば、スケジュールを一括管理したり、会話テンプレートやアジェンダ設定機能で対話をスムーズにしたりと、ミーティングの設定から実施までのハードルを下げて、効率的に仕組み化できます。
「ミーティングの仕組み化」に役立つ機能には次のようなものが挙げられます。
トピックの事前提出 | 部下から意見やコンディションを事前に共有。それをもとにミーティングの準備ができる |
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ログの記入・共有 | ミーティングでの会話ログの記入や蓄積をシステム内で完結。必要に応じてメンバーとの共有も可能 |
面談内容のテンプレートの提供 | テンプレに沿って面談をすることで、誰でも一定の質を担保。面談内容の属人化や形骸化を防げる |
継続と定着が重要な1on1ミーティングですが、ただ回数を重ねれば成果が出るものではありません。部下の心理状態をデータとして可視化するサーベイ機能を使えば、適切な対話やフォローが可能に。また、データ化することでチームのコンディションを客観的に把握でき、チームの課題や目標をメンバー間で共有しやすくなります。
そのほかにも、下記のような機能がコンディションの把握に役立ちます。
性格診断 | 部下の性格やタイプに合わせたアドバイスが可能に |
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定期アンケート | アンケート結果からメンバーの心理コンディションが把握できる |
現状分析機能 | ツールに登録されているデータをもとに、目標の達成度や、十分なコミュニケーションが行われているかを分析。組織の現状やマネジメントの課題を視覚化できる |
メンバーのモチベーションアップが課題だと感じた場合や、社員間の信頼関係を構築したい場合には、サンクスカードアプリも有効です。詳しくは「サンクスカードアプリ比較11選。メリット・デメリットや選び方」をご覧ください。
「部下のキャリア志向を把握できていない」「本人の希望と適性が一致していない」など、離職の原因になりやすいミスマッチの防止にも、1on1ミーティングは効果的です。
また、納品物や受注率など、数値的な成果だけでなく、一対一での対話を通じて、勤務態度や組織人としての行動も把握して、評価に反映させられるようになることもメリット。自己評価と上司の評価のギャップを埋め、適切な働きかけが可能となります。
下記の機能も、人事評価や人員配置の最適化に役立ちます。
面談ログの蓄積 | 面談結果をワンストップで管理するので、蓄積されたログから自社にフィットした評価制度を設計できる。加えて1on1の継続により、人材を定点観察できるため、従業員の成長と会社のニーズをマッチさせた最適な人員配置にもつながる |
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人事評価を最適化するには、専用のシステムを導入するのも一手。詳しくは「人事評価システム導入の7つのメリットと3つの注意点」をご覧ください。
1on1ツールは様々なシステムが存在しており、一つひとつを比較するには手間がかかります。
そこで、選びやすいよう、目的別にツールを分類しました。下記の図を参考に「自社はどのタイプが合っているか」大まかに把握してから検討するとスムーズです。
導入目的が明確ですぐに具体的な1on1ツールを知りたい方は、下記のリンクから詳細をご確認ください。
「導入目的の優先順位をつけられない」「1on1ツールでやりたいことが複数ある」という場合は、導入目的を解説していますのでこのまま読み進めてください。
部下の目標や評価査定を管理し、効果的なマネジメントを行いたい場合には、以下のような機能を備えるツールが役立ちます。
目標管理機能 | 定性と定量、それぞれの観点から目標を管理できる |
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ログ管理機能 | 短期目標と中長期目標を別々に管理できる |
目標数値管理機能 | OKRへの取り組みを容易にする |
「Co:TEAM(コチーム)」や「HRBrain」、「HRMOSタレントマネジメント」、「CYDAS」といった多機能な1on1ツールが、管理業務の効率化に適しています。
マネジメント強化には、目標や評価査定の緻密な管理が欠かせない反面、管理業務が膨張し、高負荷になりやすい傾向があります。しかし、1on1ツールで管理業務を効率化できれば、コミュニケーションの質向上にリソースを割けるようになるでしょう。
業務の悩みに対しても、数値やログデータをもとに根本的な課題を深掘りしてヒアリングが可能に。一人ひとりに対して、具体的なアドバイスで目標達成を後押しできるようになります。
1on1ミーティングを導入したものの、次第に実施頻度が下がって形骸化してしまうケースは少なくありません。また、ミーティングの内容が世間話や雑談ばかりになったり、上司側が一方的に喋りすぎたりして、質が低下してしまうケースも。
そこで活躍するのが、「Ando-san」や「Kakeai」、「TeamUp」、「シナジーHR」といった、1on1に特化したシステム。以下のような機能で上記の課題を改善します。
ログ機能 | 面談の履歴や内容を記録・蓄積。フィードバックなどに役立てられる |
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スケジューリング機能 | 実施頻度を一定に保つ |
トピック事前共有機能 | アジェンダを用いて対話の質を向上させる |
事前に行う診断で部下のコミュニケーションタイプやコンディションを確認し、適切なコミュニケーションを支援する「Pulse」のようなサービスもあります。
質の高い対話を通じて、お互いの考えをズレなく理解し合い、信頼関係を構築することで、定着率やエンゲージメントの向上に役立ちます。
1on1ミーティングは、部下のコンディション管理にも役立ちます。もしも上司側にコンディション管理に必要な知識がない場合は、下記のような機能を持つ「INSIDES」や「WAKUAS」といった1on1システムにサポートしてもらいましょう。
アンケート機能 | アンケートにより一人ひとりの状態を測定できる |
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コンディション診断機能 | メンバーのコンディションを定量的に把握できる |
性格診断機能 | 適切なアプローチを可能にする |
メンバーのコンディションを可視化することで、適切なタイミングでの声掛けやフォローができ、上司だけでなく人事や社内全体からのフォローも可能に。また、「部下が何を期待しているのかわからない」「歩み寄っているつもりなのに心を開いてくれない」といった、上司側の悩みの解消にも役立ちます。
目的別に必要なツールのタイプを把握したら、以下の3つのポイントに基づいて比較してみましょう。
1on1ミーティングがうまく機能しない理由として多いのが、「面談の効果を実感しづらい」「何を話せばいいのかわからず実施ハードルが高い」「アイスブレイクに時間がかかり、時間的コストが高い」など。これらの課題を解決するためには、会話の分析機能やサポート機能が充実したツールがおすすめです。
たとえば「Ando-san」では、話し方・聴き方を効果的に改善するための分析機能が充実。発言量や発言のタイミングを可視化することで、「話し過ぎていないか」「話を傾聴できているか」などを把握可能。更に、マネージャー向けのふりかえりレポートで、1on1実施における最適なアドバイスを得ることもできます。
また、「TeamUp」では部下が話したいトピックを上司に事前共有できるため、部下からの悩みや相談を中心とした面談が可能に。一方、「Co:TEAM」の1on1サポート機能では、有用なトークテーマを全社テンプレートとして共有できます。
1on1ミーティングの定期的な実施が難しい場合には、このような1on1支援ツールの導入によって、効率化を検討すべきでしょう。
スケジュール調整や開催アナウンスといった事前準備にも、意外と手間がかかります。GoogleカレンダーやOutlook予定表への追加、Slackでの通知など、外部システムとの連携機能があれば、事前準備の効率化が見込めます。
ビデオ通話機能を持つ「Kakeai」であれば、ビデオ会議ツールでURLを発行する手間を省略。「Wistant」はSlack、Microsoft Teams、ChatWorkに対応しているほか、1on1の事前アンケートなどにスマホで対応できるため、隙間時間を有効活用できます。
1on1ミーティングの確実な定着のためには、まずは部署単位で導入してみるなど、スモールスタートで試してみるのがおすすめです。その場合、少人数で使いはじめて、必要に応じてアカウント数を増やせるなど、利用人数を柔軟に変えられる1on1システムが便利です。
たとえば「INSIDES」のように最低10名から利用できれば、特定のチームや職種・職務のみといった小規模な単位での利用が可能に。現場主導で予算を組み、導入を進めることもできます。
ここからは、3つの目的別におすすめの1on1ツールをご紹介します。まずは目標・評価管理の効率化に強みを持つツールから。
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(出所:HRBrain公式Webサイト)
人材データの管理・分析・活用によって、人事の意思決定を支えるタレントマネジメントシステム。人材データの一元管理によるスキルの見える化、データに基づいた人員配置の最適化、離職予兆分析、管理職やリーダーの育成など、幅広い機能で人事の悩みを解決する。カスタマイズ可能なアンケート機能で異動希望調査やコンディション、エンゲージメントなどの人材データを収集・管理すれば、評価管理や人材育成の効率化にもつながる。
「1on1運用サポート機能」として、事前アンケートや面談内容へのフィードバック蓄積、コンディションチェックなどを搭載。スマホやタブレット端末からでも利用でき、最短即日で導入できる点も魅力。
(出所:タレントパレット公式Webサイト)
人材データの一元管理と多様な分析手法が強みのタレントマネジメントシステム。人材のスキル管理、異動シミュレーションや人事評価などの基本機能のほか、ストレスチェック、社員間で感謝のポイントを付与し合えるサンクスポイント、研修受講管理など、豊富な機能がそろっている。各人のコンディション把握のためのモチベーション調査機能や、離職予兆をAIでスコア化する分析機能なども便利。
「1on1ミーティング機能」では、面談ごとに面談内容やコメントを記録。閲覧者の制限や関係者への面談設定が行えるため、1on1を運用しやすい。OKRにも対応しており、目標設定や進捗について1on1で相談できる。
(出所:HRMOSタレントマネジメント公式Webサイト)
ビズリーチが開発・提供する人財活用システムサービス。クラウド活用による人材管理業務の効率化、従業員情報の一元管理、データ活用による組織課題の解決を実現する。
目標管理機能では、従業員が入力した目標の進捗に対し、上司がリアルタイムでフィードバックを実施。メンバーの目標を簡単かつスピーディーに閲覧できるので、1on1でのフィードバックの質が向上する。目標変更履歴の蓄積によって、メンバーの変化や成長も把握しやすい。目標・評価シートは役割や役職に応じてカスタマイズできるほか、MBO、OKR、コンピテンシーなどの評価方法にも対応している。
1on1の運用状況を人事向けレポートとして出力することも可能。
(出所:CYDAS公式Webサイト)
業界や企業規模を問わず、豊富な導入実績を持つタレントマネジメントシステム。人材情報の一元化はもちろん、評価や労務、キャリア開発まで一気通貫で対応できる。課題や目的に合わせて必要な機能をカスタマイズできる柔軟性が特徴。
紙やExcelなどで運用している現状の評価制度を、そのままシステム上で再現可能なうえ、半期/四半期のサイクルや評価者のルートなど、項目を自由に設定できる。360度評価やバリュー評価、コンピテンシー評価など、様々な評価制度に対応。スケジュールの管理からトークテーマの設定、振り返りまで、1on1をサポートする機能も充実している。
(出所:Co:TEAM公式Webサイト)
「目的に沿った1on1支援」「360度を含む人事評価機能」「称賛やフィードバックコメントの可視化」の3つの観点から目標管理(OKR/MBO)にアプローチするパフォーマンスマネジメントサービス。
会話テンプレートや面談ログの蓄積、アジェンダの事前設定といった基本的な1on1支援機能に加えて、目標管理/レポート機能に強みを持つ。自動的に更新される業務や目標の進捗状況のほか、モチベーションや体調をスタンプ付きの日報で把握可能。コンディションの悪いメンバーのアラート通知など、アナログ管理では膨大な手数がかかる管理業務のほとんどを自動化できる。
業務優先度の認識をすり合わせる機能は業務マネジメントにも役立つ。
(出所:Wistant公式Webサイト)
目標管理、1on1、フィードバックなどの機能を統合した人材育成・定着のためのマネジメント実行支援ツール。「目標の達成度」「目標達成に向けた次のアクション」「1on1の実施率」など6項目からマネジメントの現状を可視化・分析し、改善点を見つけられる。マネジメントスコアの推移を確認できる「経営・人事向け」と、チームメンバーの状態を可視化する「マネージャー向け」と、2種類の分析機能で、それぞれの立場から最適なマネジメントが実施可能。定期的なパフォーマンス評価、360度評価、日常的なフィードバックのほか、テンプレート作成、評価の管理・運用、多面・多段階評価に対応する。
スケジュール設定や事前アンケートなど、1on1の運用支援機能も充実。SlackやChatworkなど外部ツールとの連携に強く、スマホ対応で使いやすい点も魅力。
続いては、対話の頻度や質の向上に強みを持つツールです。
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(出所:Ando-san公式Webサイト)
話し方・聞き方の改善に強みを持つ1on1ツール。1on1終了後、マネージャーとメンバーの会話量をそれぞれ分析し、「雑談」「議論」などの会話タイプの比率を可視化。発言量と発言のタイミングも可視化されるため、「雑談が多過ぎないか」「話を聞く時間が少なくなっていないか」といったことを客観的・定量的に把握できる。更に、マネージャー向けには1カ月半ごとにふりかえりレポートを発行。マネージャー個々人の1on1スキルに適したアドバイスを記載しているため、1on1スキルの効率的な向上につながる。
また、分析方法は簡単で、ZoomやTeamsなどのWeb会議システムと一緒にWebブラウザでAndo-sanを開き、開始の操作をするだけ。PCに不慣れな場合でもスムーズな導入・運用が可能だ。
(出所:Kakeai公式Webサイト)
大手企業からベンチャーまで、あらゆる組織で活用される1on1支援ツール。独自の特許技術とAIを活用し、属人的な1on1の課題を解決できることが強み。部下が事前に話したいテーマと期待する対応を選択すると、上司には最適な対応のヒントが表示され、双方が準備された状態で対話に臨める。対話中のメモはリアルタイムで共有され、その場で円滑な認識合わせが可能。生成AIによる会話の自動文字起こしと要約で記録の手間を省き、本質的な対話により多くの時間を確保できる。
豊富な1on1データに基づくAI分析で上司の得意分野や改善点を可視化し、具体的な改善策を提示。匿名フィードバック機能と組み合わせ、継続的なマネジメント力向上を実現。スケジュール連携やビデオ通話内蔵で運用面の効率化も支援する。
(出所:TeamUp公式Webサイト)
対話とフィードバックを重視し、組織内における1on1文化の定着を支援するクラウド1on1ツール。部下から上司へのトピック事前提出機能や、ログの保存、スケジュールの繰り返し設定など、1on1の実施を効率化する機能が充実している。ログごとに綿密な共有設定ができるため、重要な情報をブラックボックス化させず、人事担当者や経営者も含めた会社全体でメンバーをフォロー・育成できる。360度フィードバック機能では、1on1のペア以外に様々な視点からのフィードバックが得られるため、客観的な成長の実感につながる。
150社以上の組織への導入支援によって蓄積したノウハウをもとにした、導入・運用サポートも提供している。
(出所:シナジーHR面談公式Webサイト)
1on1ミーティングや定期面談に活用できる、組織改善ツール群「シナジーHR」の面談ツール。
面談の開催状況を「見える化」するカレンダー上の一覧表示、面談記録の蓄積、面談フォームの作成など、1on1ミーティングに必要な機能がそろう。天気にたとえてコンディションを把握するサーベイ機能や、チャット形式でのディスカッション機能など、マネジメント強化・コミュニケーション促進のための機能も用意されている。
マニュアル不要で利用開始できるほどシンプルでわかりやすい操作感と、初期費用無料・月額費用400円/IDという低価格で、気軽に導入しやすい。
(出所:Pulse公式Webサイト)
Slackと連携して利用するモチベーション・マネジメントツール。設定不要・ワンタップで回答できる手軽さが魅力。
メンバーの状態を簡単に把握するためのアンケート機能「週次サーベイ」により、見落としがちなコンディション変化を早期発見。サーベイ結果を基に、定期的な1on1ミーティングをスケジューリングできる。また、対話内容はメモとして記録され、次のアクションリストの管理も可能。
そのほか、チームの価値観に基づいた行動を褒め合い、感謝を伝える機能も搭載。メンバー同士の相互理解を深め、心理的安全性の向上も期待できる。
最後に、コンディション管理の効率化に強みを持つツールをご紹介します。
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(出所:WAKUAS公式Webサイト)
目標管理と1on1を通じて、従業員のモチベーションとパフォーマンス向上を支援するサービス。企業全体の目標と個人の目標を連携させることで、従業員のモチベーションと方向性を一致させるOKRを採用。目標の進捗状況はアプリでリアルタイムに共有・可視化される。
サポートの範囲によって3つのプランを用意。「パフォーマンスプラン」では、目標設定から進捗管理、フィードバック、従業員同士の協力体制構築まで、包括的にサポート。「1on1プラン」は対面での1on1の記録、オンラインでのフィードバック機能を提供。「コンディションプラン」は、サイオステクノロジー株式会社との共同開発による「iromoji」を活用し、感情や体調を色と文字で記録、共有することで、従業員のメンタルヘルス対策を支援する。
(出所:INSIDES公式Webサイト)
50年以上培ってきたノウハウをベースとしたサーベイにより、現場のコミュニケーション変革やコンディション把握を促進するクラウドサービス。
5分間で完了するサーベイでメンバーの個性と心理状態を診断し、結果をもとにしたアドバイスを上司に配信。メンタルの状態を5段階で評価し、仕事や職場に関する20項目の不満を吸い上げ、4種類の性格タイプと掛け合わせることで、メンバー一人ひとりに寄り添うマネジメントを実現する。マネージャーが対応に悩んだ際には、オンラインで専門家に相談することができるほか、マネージャー同士が交流するユーザーイベントも開催している。
10名単位で導入可能というハードルの低さも魅力。拡大を目標に段階的に導入したい方や、スモールスタートしたい方に適している。
(出所:MotifyHR公式Webサイト)
毎週・隔週で、定期的に従業員にエンゲージメントサーベイを配信。9項目10問のアンケートに回答してもらい、それを集計することで従業員の状態を可視化。時系列で「心理的安全性」「会社への誇り」「成長意欲」「仕事への意義」などの変化を確認できるため、退職者の早期発見・防止につながりやすい。全社・部署単位でも可視化できるため、組織診断にも有効。
また、1on1ミーティング実施にも優れており、事前に質問設定を行ったり、面談後には上司・部下それぞれの視点から面談記録を入力できるのもポイント。1on1のほかにも一定期間ごとの数値目標と進捗を一元管理可能。結果指標と目標の達成率が連動してフィードバックが行える。
1on1の仕組み化や、部下の心理状態の可視化、人事評価・人員配置の最適化をサポートしてくれる1on1ツールについて紹介しました。
1on1ツールを導入する際は、以下の3つの目的のうち、自社がどれに当てはまるのか検討してみるとよいでしょう。
そして、目的が明確になったら、次の3つの比較ポイントをチェックしてみましょう。
上記を踏まえて、自社に最適な1on1ツールを導入することで、生産性や業績の向上も期待できるはずです。
1on1ツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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株式会社HRBrain
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社内面談の内容を記録し、関係者で共有するための社内面談管理クラウドサービス。面談の内容を見える化し、メンバー個々の育成やフォローに活用できます。1ユーザー月額4...
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