株式会社アークライン
不定期便の配車表作成が効率化されるクラウド型の配送管理システムです。Google Mapに表示された配送先と、各配送車両を見ながら配送表を作成できますので、熟練者でなくても効率的に作成できるようになります。
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「Biz Partner for LOGI SUPPO」(ビズパートナー for ロジサポ)は、不定期便の配車表作成が効率化されるクラウド型の配送管理システムです。Google Mapに表示された配送先と、各配送車両を見ながら配送表を作成できますので、熟練者でなくても効率的に作成できるようになります。
Google Map上の配送先のピンと配送車両を見ながら配送表を作成できます。この際、配送ルートもマップ上に表示されますので、どの配送先と一緒に配送すると効率的なのか、時間内に配送可能なのか等が視覚的に確認できます。
配送計画は車両ごとに、どの時間帯はどの配送先に配送するのか、一覧で配送表として表示されますので、配送ドライバーにはその表を渡すだけで配送指示が完了します。
販売管理システムでやりとりしている受発注や入出荷等のデータを取り込んで利用するため、配送表の作成のためだけにデータを準備する必要はありません。
事業者インタビュー
株式会社アークライン 代表取締役 富井 和雄様(中央右)、
常務取締役 阿部 優子様(中央左)、他アークラインの皆様
―「Biz Partner for LOGI SUPPO(以下、LOGI SUPPOと略す)」はどのようなサービスなのでしょうか?
「LOGI SUPPO」は、不定期便の配車表作成が効率化されるクラウド型の配送管理システムです。
配送時間や配送ルートが固定ではない不定期便では、商材の都合上、前日のある時間にならないとルートが決められないという場合があり、直前に短時間で配車や配送ルートを決める必要があります。
不定期便の配送計画においては、大手の運送会社を除き、まだまだ電子化は進んでおらず、専門の担当者が配送伝票の紙と地図を見ながら、どの配送車がどこに何時に配送するか配送表を作成しています。さらに、工事現場への配送の場合は、配送車の積載量に加えて、高さ制限、配送可能な時間帯やその工事現場への入場許可証の有無等の制約を考慮して配送を計画する必要があります。
熟練の担当者が手作業で行っていた配送表作成をいつまでもその人依存で続けるわけにはいきませんので、熟練者でなくとも配送表を作成できるよう、支援機能を盛り込んで開発したのが「LOGI SUPPO」です。
―「LOGI SUPPO」はどのような経緯で開発することになったのでしょうか?
あるお客様からの相談がきっかけです。そのお客様では、担当者の高齢化が進んでいるので、若い後任に引き継ぎたいけれど、配送を計画するための条件が複雑でとても引き継げそうにもない、という課題がありました。当社は、相談内容について「ノー」と言わずに実現方法を考える文化がありますので、全てを自動で行うのは難しいにしても、人の作成作業の負担を減らすことはできるのではないかと考え、配送表作成の支援機能を開発しました。
―「LOGI SUPPO」を導入するとどのような効果があるのでしょうか?
一つ目は、専門の熟練者でなくとも配送計画を作成できるようになる、という点です。例えば、「LOGI SUPPO」では視覚的な情報で配送計画を支援する機能があります。Google Mapを用いた地図上に配送先がピンで表示されますので、どこに配送しなければならないか、どの配送先を組み合わせれば効率的に配送できるか、視覚的に確認しながら考えられるようになります。
また、その際には、同画面に配送車が1台ずつ表示されますので、配送先のピンを配送車の上にドラッグすると、その配送車がそのピンの配送先に行くと記録されます。それと同時に、残りの積載可能な量や配送車両の稼働時間も記録されますので、どの時間帯にどれだけ配送できるかがわかります。
実際に導入いただいた企業では、熟練者から若手への作業移管が過去に何度も頓挫していたのに、「LOGI SUPPO」を使うことにより、ついに配送表作成業務を移管することができました。
二つ目は、配車表の作成が効率化される、という点です。作成した配車表をそのまま紙で出力して当日配送担当者に渡すだけになりますので、配送表の手書きやエクセル表への打ち込み等が不要になります。それに、急な変更で配送先の順番を変える必要がある場合でも、マウス操作で順番を変えるだけなので、手間をかけて配車表の時間や行き先等を変更する必要がありません。
最近は働き方改革が言われているように、業務の短時間化が求められていますので、配送伝票の手書き作成や伝票の並び替え作業という属人的な作業がなくなる意義は大きいと考えます。
―「LOGI SUPPO」を活用するためのデータ入力はどのようにするのでしょうか?
明日どこに何を配送すべきかのデータは、多くの販売管理システムにおいて入力されているデータになりますので、それらのシステムとデータ連携すれば配送表作成業務のためだけに入力する必要はありません。
もちろん、当社の「Biz Partner for 販売管理」をご利用いただいていれば、そのデータを自動的に連携して利用することができます。
―今後はどのようなことに力を入れていくのでしょうか?
今後はAIを活用して配車表作成の効率化をより高めていきたいと考えています。ある導入企業では、1日で数百件の配送先がありますので、日々の配車表を蓄積してAIで学習していけば、様々な前提条件や制約が存在する中でも、過去の実績から、明日の配車表をある程度自動で作成できるようになると考えます。
AIで作成したものをそのまま使うのは精度の面でまだ難しいかもしれませんが、AIで作成したものがベースとなり、最後に人が調整を行うという使い方であれば十分に使えるようになると考えます。
会社名 | 株式会社アークライン |
代表者名 | 富井 和雄 |
資本金 | 5,760万円 |
所在地 | 〒171-0014 東京都豊島区池袋2-23-24 藤西ビル別館3階 |
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