iFUSION|インタビュー掲載

株式会社インプレス

社内のあらゆるExcel業務を効率化できるExcel運用サポートシステム。使い慣れたExcelフォーマットをそのまま利用可能。予算管理の他、報告書や会議資料などのデータ収集・集計にも便利。

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サービス概要

iFUSIONは、Excelのよくある課題を解決し、業務を効率化するExcel運用サポートシステムです。これまで利用していたExcelのフォーマットを利用しつつ、Excelの配布・収集・集計などにかかっていた時間を大幅に削減できます。

  • まずは、入力させたいExcelをフォーマットとしてiFUSIONに登録。
  • あとは、各ユーザーがiFUSIONからダウンロードするだけで配布完了。
  • 各ユーザーはダウンロードしたExcelにローカル環境で入力。
  • 入力が終わったら、iFUSIONにアップロードするだけ。
  • ユーザーがアップロードを終えたのを確認したら、管理者はiFUSIONから集計表等をダウンロードすればOK。
  • 登録したExcelはiFUSIONで一元管理。管理者・ユーザーは常に最新版を利用できます。

アップロード時に不備があった場合も、システムが自動でチェックして、ユーザーに即通知してくれるので心配なし。また、管理者は「誰がダウンロードして、誰がしていないか」など収集状況を随時確認できるため、滞っているユーザーがいたらすぐに声かけ可能。また「誰が・いつ・何をしたか」の操作ログも取得できるため、内部統制にも効果的です。
関数や過去データなど変更されたくない部分は自動で保護されるので、Excel業務にありがちな「難しい数式が壊れてしまった」「過去の実績値がわからなくなってしまった」といった心配もいりません。
予算編成・予算管理・週報/月報・原価管理・人事評価など、Excelで対応している多くの業務が効率化できます。

用途に応じてクラウド型、オンプレミス型から選択可能。
サポート体制も充実しており、同社の開発メンバーが問い合わせに直接対応するため、迅速で正確な対応が期待できます。

 

主なポイント

  • Excelの配布・収集・集計などの作業時間を大幅に削減

iFUSION に登録したExcelフォーマットをユーザーがダウンロード・アップロードすることで、配布・収集が完了します。数値は自動で集計され、結果はすぐにWebで確認でき、ワンクリックでダウンロード可能。
また、Web上から簡単操作で、表やグラフを作成することもできます。自由にデータ抽出できるため、基幹システムなど各種システム間の連携も容易です。

「iFUSION」の特徴

  • ユーザー権限や承認ワークフローも設定可能

ユーザーごとにアクセス権限や更新・参照権限を細かく設定することができます。たとえば、人事関連資料などのデリケートなデータに関しては、閲覧を特定の部署・役職以上に限定するなど、細かい運用が可能です。
また、導入企業の業務実態にあわせて、ワークフローにおける承認階層も柔軟に設定可能。通知機能もあるため、承認漏れも防げます。

  • 様々な用途での利用・スムーズな利用が期待できる

ノンプログラミングで自由にシステム設計できるため、社内のExcel業務すべてに応用可能。予算編成・予実管理・在庫管理だけでなく、日々の報告書の作成や会議資料などのデータ収集・集計作業にも便利です。
また、インターフェースはあくまでもExcelなので、特別な知識がなくてもすぐに利用できます。全国展開する大手企業など「新たなツールやシステムを導入しても全員にレクチャーすることが難しい」といった課題を抱える組織でも、スムーズな導入が期待できます。

 

インタビュー

悩みの種のExcelが希望の種に。“簡単” にDXの花を咲かすiFUSIONとは

株式会社インプレス 鈴木 悠様、杉田 貴宏様

株式会社インプレス 鈴木 悠様、杉田 貴宏様

―iFUSIONは、どのようなシステムですか?

iFUSIONは、Excelに関する業務を効率化するための運用サポートシステムです。予算管理などでは、Excelを配布・収集して集計するのが一般的ですが、そこにかかっている時間や負担を大幅に改善することができます。

その前身は、弊社の連結決算システム「iCAS」がベースになっています。当時のユーザー様から「Excel資産の管理に困っている」「Excel資産を有効活用する方法はないか」というお声が多く、それに応える形で弊社にて汎用性のあるシステムとして開発しました。Excel資産の活用に困っていた方は想像以上に多く、今ではSaaS製品としてたくさんの企業様にご利用いただいております。

―どのようなところにこだわって開発されたシステムなのでしょうか?

開発にあたり主眼に置いたのは「わかりやすさ」と「使いやすさ」です。当時の競合サービスをリサーチすると専門用語が多く設定方法も難しいものが一般的。お客様も「システム」と聞くだけで難しい印象を持つ方が多かったのです。そこで、とにかくユーザーフレンドリーなサービスにすることを意識して開発しましたね。

たとえば、iFUSIONで使われる用語は、各社員の家族の人までヒアリングをして、わかりやすい表現を追求し、初めてシステムを見る人でも、システム上に表示される言葉や解説に拒否反応がないか精査しました。現在も「わかりやすさ」と「使いやすさ」については、お客様の声をもとに日々進化をし続けています。

―なぜそこまで「わかりやすさ」にこだわって開発を進めたのでしょうか?

開発当時は、もっと汎用性が高いサービスとして広く市場に届けたいという思いがありました。大きな理由の1つとしては、「このシステムは将来、連結決算業務以外にも対応できる可能性がある」と考えていたところがあります。その結果、今ではExcelの配布・収集・集計に使えるiFUSIONは、決算や予実管理などの数値管理以外にも、文字や画像の情報などを用いる様々な業務でも利用されています。

―iFUSIONは、他のシステムと比較した場合、どのような点に強みがあるのでしょうか?

競合他社はExcelに似たものや、オリジナルのインターフェイスなのに対して、iFUSIONはインターフェイスがExcelそのもの。これは最大の特長であり強みだと言えます。

ほとんどの企業がインターネット環境でPCを開き日頃からExcelを使っていますよね。そのため、システムを導入する際に新しくソフトをインストールしたり、そのソフトの使い方をマスターしたりする手間がなく、日頃から使っているソフトで導入することが可能なんです。
そして何より、日々進化していく「わかりやすさ」と、お客様ニーズに応える「使いやすさ」でご好評をいただいております。

―Excelを使う延長で運用できることは「使いやすさ」に直結しているようにも思えます。

おっしゃる通りです。たとえば「データベース化したい項目はこのセルに入力」とか「この列にはデータベース上のこの項目が表示される」といった設定を、Excel経験者であれば直感的にマウス操作で完了することができます。プログラミングやコーディングといった専門的な作業も必要ないので、そういった観点からも使いやすいと思いますし、導入後も長期的に利用していただけているケースがほとんどです。

―自社連結決算システムというルーツが活きている部分は、具体的にどのようなところでしょうか?

最も顕著なのは、権限設定が細かくできるところです。もともと企業の決算に関わるシステムだったこともあり、データを後から改ざんできないようにロックをかけたり、マスター(原本)をきちんと管理できたり、画面を閲覧できる人、操作できる人を制限したりするなど、取り扱うデータを正しく守ることを念頭に置かれた製品でした。運用は簡単でありながら、堅牢さも兼ね備えているところは、iFUSIONならではの魅力だと思います。

―どのようなお客様の導入が多いですか?

グローバルに事業を展開する大企業から中小企業まで、幅広いお客様にご利用いただいています。お話した通り、当初は決算や予実管理メインで利用されることが多かったですが、現在はその限りではありません。Excelを広範囲に配布し、再び回収し、集計する。そのプロセスがある業務なら、業種や業界、規模を問わず、幅広いお客様に活用いただいています。珍しいところでは大手飲料メーカーの物流会社の運航報告書の集約、保険会社の経理部署内での連携、その他にも大手ゼネコンの案件収支管理や、情報資産管理のために導入するといった事例もあります。

―特に印象的だった導入事例があればご紹介ください。

1つ挙げるとすると、歌舞伎や映画配給を展開する松竹様の事例ですね。松竹様の場合、全国の映画館や劇場で販売するパンフレットや各種グッズの販売状況を集約するために導入いただいたのですが、驚いたのは、導入前はFAXでその集約業務を行っていたこと。iFUSIONを導入することで、そこにかかっていた時間やコストを大幅に改善できたと大変喜んでいただけました。こういった方々にもスムーズに利用していただけたのは、「わかりやすさ」にこだわって開発した成果だと思います。

基本的には導入前からExcelを圧倒的に使いこなしている人たちがほとんどです。これまでもExcelの機能を駆使して複雑な帳票を作成していたわけなので、一度導入していただけると使いこなすのも早いですね。半年くらい経つと私たちが驚いてしまうくらい、自分たちで創意工夫してご利用いただいていることも多いです。

―それだけ使いやすい・わかりやすいとなると、サポートもほとんど必要ないのでは?

そうですね。導入時に半日ほどのレクチャーを実施しており、その内容は各種マスターの設定方法から入出力フォーマットの登録まで基本的な内容を網羅するものになっています。導入後もサポートサイト・サポートセンターを用意し、シーンごとにわからないことがあれば対応するなどしていますが、他のサービスに比べるとお問い合わせをいただく機会は少ないかもしれません。サポートという観点では、むしろ「時間がない」「よりよく利用したい」といったオーダーにお答えする場合が多いです。

たとえば、設定に関しても基本的にはお客様自身で簡単にできるのですが、なかなか時間が割けないというお客様に対しては、設定代行する導入支援サービスもご用意しています。

―機能改修やバージョンアップなどに関してはいかがでしょうか?

たとえば、管理画面に色をつけられるようにしたり、月次・週次といった細かい設定ができたりといった機能は、すべてお客様の声から生まれたものです。ファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたり、それを承認したりしたことが、他のメンバーに通知されるワークフロー機能も同様です。最近では、皆さまから強いご要望のあった、複数のブックをまとめてダウンロード/アップロードできる機能もリリース予定です。

導入後はお客様が改善の一端を担っていると思えるほど優れたアイデアをいただけますし、私たちもすぐに開発チームに共有しながら改善サイクルを回しています。

株式会社インプレス 山本 直行様

株式会社インプレス 山本 直行様

―今後の展開やビジョンなどがあれば教えてください。

iFUSIONは、当初から「予算管理システム」ではなく、「Excel運用サポートシステム」と謳っています。もちろん予算管理の領域に大きなニーズがあるのは確かですが、あくまでもそれは多様なニーズの1つだととらえています。広範囲にExcelを配って、回収して、集計する。そのような業務であれば多様な領域で使えることを、これから広く認知させていきたいですね。

そしてゆくゆくは、Excelを開くとiFUSIONがアドインされるほどスタンダードなものになりたい。壮大な夢に聞こえるかもしれませんが、可能性はあると私たちは考えています。

こちらのインタビューは2022年6月に公開しており、記載されている情報が異なる場合がございます。

 

料金

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会社概要

会社名 株式会社インプレス
代表者名 江澤 章
資本金 5,000万円
所在地 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-26-5 NX人形町ビル5F

 

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