株式会社 hacomono
ウェルネス領域に特化した統合型の会員管理システム。入会から予約、決済まですべてオンラインで完結できます。会員管理・支払い管理・シフト管理など店舗運営に必要な機能をオールインワンで搭載。
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hacomonoは、ウェルネス領域の店舗を変える会員管理・予約・決済システムです。フィットネスクラブやパーソナルジム、インドアゴルフ、ゴルフスクール、ピラティス・ヨガスタジオ、エステ、整体院などに対応。会員管理・予約・決済、スクール管理など、リアル店舗や施設の基幹業務を担う機能を網羅しています。
入会・体験の手続きや決済もオンラインだけで完了。会員の契約プランや予約状況、来店履歴、購入履歴はデータで管理・共有され、それらをもとにした最適な接客が可能になります。顧客ニーズにあわせたプログラム開発にも活用でき、オンラインレッスンもスムーズに開講できます。
業界大手企業にも導入されており、セキュリティ対策も万全。
店舗運営にかかる事務作業を大幅に削減するとともに、理想の顧客体験を実現します。
ユーザーは、会員マイページからレッスンの予約や受講履歴が確認可能。レッスンの空き状況の確認やスタジオ内での場所も予約できるため、開始時間前に行列に並んで待つ必要がなくなります。
マイページのQRコードがデジタル会員証になり、受付のiPadなどにかざすことでセルフチェックインが可能。紙の会員証は不要です。物販では、店頭のiPadを顧客向けのセルフレジにすることで、QRコードでの支払いが可能になります。
24時間ジムなどでの入退館やオンラインレッスンもスマホだけで完結できるようになり、顧客体験の大幅な向上が見込めます。
クレジットカードと口座振替の2つの決済方法に対応可能。口座情報を登録すれば、入会金や月会費、レッスンチケットの支払いなどのすべてをキャッシュレス化できます。未納者へは、自動で催促メールが送信されるので、連絡漏れによる未回収を防止することができます。
また、スタッフやトレーナーのスケジュール管理もでき、急なお休みや対応不可な時間帯なども簡単に設定可能。ロッカーの契約手続きもマイページで完結するため、空き状況の管理なども簡単です。
会員管理や契約管理、スクール管理なども含め、豊富なバックオフィス機能で業務効率化を実現します。
会員ごとの受講履歴や売上履歴なども一括で管理でき、蓄積されたデータは簡単に抽出可能。分析もスムーズに行うことができ、「会員が何を求めているか」、「どのようなサービスを展開すればいいか」、データに基づいて正確に把握できるようになります。
また、既存会員だけでなく、体験受講したものの入会に至っていない見込み顧客の管理も可能。情報をもとに、入会促進DMを送付したりLINEメッセージを配信したりすることもできます。
さらに、LINEとの連携も可能。顧客アンケートの作成や、キャンペーンに合わせた入会金・体験料無料などのデジタルクーポンの発行も簡単。導線がスムーズになることで幅広い世代での利便性アップが可能。より効果的なデジタルマーケティングを実現することができます。
予約業務に割いていた時間を、お客様に向き合う時間に。お客様とのコミュニケーションを増やし、より良い接客につなげてほしい。
株式会社hacomonoマーケティング部 川勝 拓也様
―これまでの経緯を教えてください。
2019年にスタジオを展開する企業様より依頼をいただいて、予約・会員管理のシステムを作ったのがきっかけです。当時のフィットネス業界の予約・会員管理システムはレガシーなものが多く、使い勝手の点でアップデートの必要性を感じました。また、ご依頼いただいた施設ではコアターゲットが若い女性だったので、モダンで操作がしやすいデザイン性に優れたプロダクトにしました。
そのシステムが業界内で話題になり、何社からもお問い合わせをいただきました。それまでもいくつかSaaSのプロダクトを開発したり受託や個別の開発をしていましたが、このプロダクトの本格開発にシフトしていきました。フィットネス業界を中心に、様々な施設で使えるように標準化させ、予約・会員管理システム「hacomono」として展開していきました。現在、フィットネス業界を中心に約2,400店舗(2023年1月現在)に導入いただいています。
―「hacomono」の強みを教えてください。
1つ目は直感的にわかりやすいデザイン性です。代表の蓮田がデザインを専門的に学んだ経験があり、単なるITシステムではなく、個社ごとのブランディングを強化できるプロダクト作りを心掛けています。たとえば、「hacomono」はカラーやロゴのカスタマイズが可能ですので、店舗のブランディングにあわせた予約サイトを構築できます。
2つ目はUI/UXです。使いやすさを追求しており、現場スタッフはもちろん、施設の利用者であるエンドユーザーにとっても簡単に使えるシステム設計になっています。システム導入時に発生しがちな混乱もなくスムーズに運用できたという声も多数いただいています。また、来店予約から決済までスマホ一つで完結できる利便性から若年層にもより良い店舗体験を提供でき、会員増につながったという事例もあります。
―現場の声を大事にしている理由はありますか?
弊社は「ウィズ・カスタマー」=「お客様に伴走する」ということをとても大切にしています。お客様から聞き取った声を単にプロダクトに反映するのではなく、お客様の悩みや要望の背景を理解し、それらの理由を深く考えたり、しっかりとヒアリングをした上でプロダクト改善、機能アップデートするように心掛けています。
「hacomono」は業界特化型のシステム、いわゆるバーティカルSaaSですので、各業種・業態ごとの構造や特性を深く理解しなければなりません。ですので、生の声を大事にして顧客解像度を高くすることが、プロダクト開発を含め社内全体の文化として浸透しています。
―ほかにも「hacomono」の強みはありますか。
予約から、決済、会員管理まで、すべてを一元化できる点です。予約や決済に特化している他社のシステムはありますが、統合的にできるシステムは限られています。「hacomono」は、たとえば顧客管理であれば、お客様情報やレッスンに参加している回数、入会状況を細かく把握できます。決済もクレジットカードと口座振替に対応しているため、キャッシュレス化の促進、月謝の管理や回数券の管理ができます。
現場ではPCでの作業やシステム操作に慣れている方ばかりではないので、会員管理や予約管理などのツールを行き来すると時間もかかり、ミスも発生しがちです。「hacomono」導入によって、複数利用していたシステムを一つにまとめられる点は、導入施設様からも好評をいただいています。
オンライン化で予約を効率化するのはもちろんですが、我々が大事にしているのはその先です。予約業務に割いていた時間を、お客様に向き合う時間に充てることで、お客様とのコミュニケーションを増やしていただき、より良い接客や指導につなげてほしい。お客様一人ひとりの要望が叶えられ、結果として、フィットネス業界全体が盛り上がっていくことをゴールとしています。
―どのようなお客様の利用が多いのでしょうか?
ウェルネス産業全般ですが、特に多いのはフィットネス業界です。具体的には、総合フィットネスクラブ、パーソナルジム、24時間ジムなどが挙げられます。また、ヨガやピラティス、インドアゴルフなどのスクール系店舗からお問い合わせをいただくことも多いです。サッカースクール、ダンススクールやスイミングスクールの導入も増えており、今後は業態特有の運用に即した機能も搭載する予定です。
施設の形態によって課題は異なりますが、「hacomono」はそれぞれの課題に対応できるシステムとなっています。たとえば総合フィットネスクラブであれば、施設内にあるスタジオやジムエリア、パーソナルジムなどの様々なサービスを一元管理できます。24時間ジムであれば、スタッフ不在でも対応できるよう、スマートロックと連携して無人店舗の運営が可能です。また、顧客管理機能も備えているので、パーソナルジムのような、1対1のコミュニケーションを重視する場合でも対応できます。
―特にどんな課題への解決に適しているのでしょうか。
1つは、無人店舗の運営です。一人ひとりにQRコードが作成され、それをかざすとドアの開閉ができるQR入退館システム(オプション)を備えているため、店舗の営業時間に合わせて開閉時間をコントロールしたり、指定のプランだけ開けられる店舗を作れたり、といった細かい設定も可能です。
もう1つは、プランごとの複雑な予約制限です。たとえばAプランでは24時間どこの枠も予約可能、Bプランでは平日の午後のみ予約可能など、細かく制限をかけられます。そのためプラン運用がしやすくなったとの声をいただくことも多いです。
―カスタマーサポートについて教えてください。
契約いただいたお客様に対して、必ずカスタマーサクセスのメンバーがマンツーマンで導入をサポートします。スタートまでのロードマップを提示したり、不明点を解消したりして、安心してスタートできるような体制にしています。
特に、会員プランを複雑に制御しようとすると、カスタマーサクセスが必要になります。ITが苦手な方でも理解していただけるよう、専門用語を使わずわかりやすいサポートを心掛けています。
導入から稼働までおよそ1カ月程度は、毎週ミーティングをしたり、わからない点は常にメールや電話で対応したりして、無事稼働できるまで伴走します。
̶代表的な導入事例があれば教えてください。
無人のインドアゴルフ練習場のSKIMA GOLF様です。体験や入会受付、更に打席の予約まで「hacomono」ですべて自動化しています。予約の公平性が保てる点や、LINE連携でお客様との距離を縮められた点、リアルタイムで店舗状況を把握できる点などを評価していただきました。もともと1人で始められた事業ですが、人手を増やすことなく運営されていて、現在は7店舗展開されています。
もう1件はサブスク型パーソナルジムのKARADA BESTA様です。元々別の予約システムを利用されていましたが、それとは別に会員情報をスプレッドシートで管理しており、情報がバラバラに管理されている状況でした。そこで会員管理を一元管理したいと「hacomono」を選択していただきました。入会から決済までがオンライン化されたことで、会員情報も自動で蓄積されるようになり、シンプルな運営フローが実現。また、データ分析を行う中で、ライフタイムバリューの向上につなげられることも評価いただきました。
24時間無人運営のコンビニジムのchocoZAP様では、バックエンド側の顧客管理・予約・決済基盤に「hacomono」を利用いただいています。急速な顧客数や店舗数の拡大にも対応できるよう、管理フローの効率化の面でサポートさせていただいています。
―今後、注力していきたいことがあれば教えてください。
現在は予約、決済、会員管理の一元化のシステムとして導入いただいていますが、今後は会計やシフト管理などの機能も加え、店舗運営の基幹システムに発展していけるようなプロダクトにしていきたいです。
また、導入可能施設の拡大も目標です。現在は民間の施設がメインですが、今後は公共の施設への導入も目指しています。公共のフィットネス、ウェルネス施設は約5万店舗あるとされていて、実は民間の施設よりも圧倒的に多いです。公共の施設では、チケットを現金で買ってフロントのスタッフに渡したり、時間と名前を記帳したりとアナログな対応をしているところが多くあるので、「hacomono」を活用して業務効率や顧客体験を向上できるように進めていきたいと考えています。
会社名 | 株式会社hacomono |
代表者名 | 蓮田 健一 |
資本金 | 100百万円 |
所在地 | 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル5F |
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