株式会社LegalOn Technologies
契約書に潜むリスクの洗い出しやレビュー品質のばらつきを解消するAI契約審査プラットフォームです。条文例検索やひな形活用などで業務効率化も実現します。
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LegalForce(リーガルフォース)は、AI契約審査プラットフォームです。AI自動レビューで契約書に潜むリスクを洗い出し。修正時の指摘事項解説や条文例検索、契約書ひな形による作成などで業務を効率化。3,500社以上の導入実績。(2023年12月末時点)
「ChatGPT」APIを活用し、
弁護士が監修したサンプル文をベースに、
AI が瞬時に契約書に潜む不利な条文や欠落条項、抜け漏れを指摘し、見落としを防ぎます。条文例や解説まで表示するので、条文の修正に悩むことはありません。
キーワードを入力するだけで、自社のひな形やレビュー済みの過去の契約書から欲しい条文を瞬時に検索。リサーチの手間を大幅に削減します。
企業法務に精通した弁護士が作成した、汎用的な契約書や株主総会議事録、社内規程、条文例などのひな形集である「LegalForceひな形」1,400点以上を搭載。条文単位での引用も、ファイルのダウンロードも、使い方は自由です。(2023年12月現在)
英文契約書への自動レビュー対応、自社ひな形を基準に契約書チェックができる差分表示機能、レビュー結果の解説文表示など、その他にも実務に役立つ機能が充実しています。
弁護士監修による精度の高いAIを用いて、高品質で効率的な契約書レビューを実現
株式会社LegalOn Technologies 法務・弁護士 吹野 加奈様
―LegalForceはどのようなサービスでしょうか?
LegalForceは、高品質でむらのない契約書レビューを瞬時に実現できる、クラウド型のAI契約審査プラットフォームです。AIが指摘事項や問題点を瞬時に洗い出すことで、契約書業務の品質安定化と効率化を同時に実現できます。
弊社は2017年に設立して以来、試行錯誤を重ねながら現在のLegalForceを作りあげてきました。当初はいまとは異なるコンセプトで開発を進めていましたが、法務担当の方のニーズを追求した結果、定型的な契約書レビューの業務を支援できるサービスというところに行き着きました。設立当時は国内に類似したサービスがなく、日本では初めての試みとなりました。2018年8月にβ版をリリースし、プロダクト・パートナーのお客様などに実際の契約書レビューで使用した際の感想などを伺いながら、お客様の利用ありきで磨きをかけ、2019年4月に正式版をリリースしました。その後は約1年半で500社以上の会社様、法律事務所様に導入していただき、現在に至っております。
―開発時のコンセプトを教えてください。
弊社は「全ての契約リスクを制御可能にする」というミッションを掲げていますが、多くの企業様は契約リスクを管理・制御において課題を感じており、テクノロジーの力を利用してその課題を解決できるという考えが前提にありました。それに基づいてLegalForceは、契約書をレビューする際に、誰がどんな状態であっても均一で高品質なレビューができることをコンセプトとして開発しました。
例えば、人間が処理すると、脳の働きが活発な午前中と疲れている夕方とで精度に差が出たり、日によって体調による変動を受けたりします。また、同じ法務部にも様々な能力や経験の方がいますので、それによってもレビューの結果にばらつきが出ますよね。そこでLegalForceを使えば、常に一定以上のレビュー品質を保つことができ、定型業務を効率化することで別の重要な作業や判断に時間を割けるようにする、というのが狙いでした。
―LegalForceを導入することで、どういった業務を効率化できますか?
まず、NDAや業務委託契約、賃貸借契約などの定型的な契約書は、一般的に確認すべき項目は決まっていますので、レビュー業務を自動化すれば大幅な効率化が見込めます。
また、大きな会社様だと自社用のひな形を用意し、そのひな形との違いを中心にレビューされることがありますので、ひな形と現在レビューしている契約書との差異がわかりやすく表示されるような機能を実装しています。これはひな形と契約書それぞれに対応する条項を瞬時に左右に並べるという機能です。これにより、従来なら紙を手元に置いて見比べていたところを、LegalForceにアップロードするだけで、瞬時に一目瞭然の形で比較できるようになります。
レビュー以外にも、LegalForceには1,400種類(2023年12月 時点)もの契約書のひな形や書式が入っていますので、一から契約書を作成しなくてはならないときにも、手間と時間を大幅に削減できます。最近ではひな形に解説が付いていますので、その条文がどれほど重要なのかを確認することもできますから、契約リスクにも配慮できるようになっています。
―AIだからこそ効率化と品質の安定化が見込めるのですね。
はい。契約書レビューは、人によって指摘項目を見つけるまでに時間がかかりますし、場合によっては専門書を引っ張り出して忘れていた点を思いだしつつ赤ペンで修正を入れることになります。AIならパッと指摘項目が出せるので、早くて網羅的です。担当の方はその自動レビュー結果を見た上で、実際に契約書に取り入れるかを判断・交渉するという作業に時間を割けるようになります。
―LegalForceをご利用いただきたいのは主にどういった企業でしょうか?
法務部がある組織となると、上場企業様や大規模な企業様から、中小企業様やベンチャー企業様まで、業種を問わず幅広く使っていただいております。また、法務組織の規模としても、いわゆる一人法務と言われている一人で法務を行っているお客様から、法務担当者が複数人いらっしゃり社内で2次レビューや3次レビューまで行っている会社様までご活用いただけるサービスです。さらに、企業法務に力を入れている弁護士事務所様も、親和性が高いです。
―法務担当者の利用を想定して開発されているのでしょうか?
基本は法務を専門に行っているプロフェッショナルの方を想定しています。表示される指摘項目には専門知識がなければ判断がつかない高度なものも含まれますので、法務を理解されている方には非常に使い勝手の良い作りになっていると思います。同時に、指摘項目には解説などのご用意もございますので、法務担当になって1〜2年目の方にとっても、これから法務を学ぶうえで良い勉強の材料になっていると仰っていただけることも多いです。
―LegalForceがこだわっている点を教えてください。
法務担当の方がもっとも心配されるのは、指摘項目の信頼性や正確性です。弊社には弁護士資格を持つメンバーが何名もおり、そこで指摘事項の品質を担保しております。そのため、指摘項目に対する安心感や信頼感にはこだわりがあります。また、指摘項目に「なぜそういう指摘が出ているのか」という解説を織り交ぜることで、指摘項目の意図をご確認いただけるようにしております。
―実際に法務にあたる方のことを考えて作られているんですね。
はい。お客様のご要望やご意見をベースに重要な点を改良していくことが多いです。弊社にはカスタマーサクセスのチームがあり、従前から、お客様の活用の仕方や課題をヒアリングし、それを開発側にフィードバックして製品に反映していく形を取っています。実際に要望が製品に反映されたということで、お喜びいただいているお客様もいらっしゃいます。
―カスタマーサクセスで力を入れている点を教えてください。
第一に、お客様がどんな課題を持っているかを丁寧にヒアリングしています。そのうえでカスタマーサクセスと開発部門が毎週定例会議を開き、優先順位を決めて開発を進めていますので、両部門がかなり密になって取り組んでいるというのが一つのポイントです。
また、機能拡充が進むにつれて製品も複雑化していきますので、お客様向けに新しい機能の活用方法をご紹介しています。具体的には、弊社の法務担当者による実際の利用例を動画で配信して質疑応答を受け付けたり、すでに機能を使いこなしているお客様によるレクチャーの企画を立てたりしています。
―社内だけでなく、外部の方の意見も積極的に取り入れているのですね。
そうですね。法務部も業態によって業務が異なりますし、人数も、扱っている契約書の種類も違います。一口に法務部と言っても多様ですので、偏った仕様にならないよう、幅広くお客様の意見を取り入れていくことを重視しています。
―導入して効果の上がった代表的な事例を教えてください。
ある大手企業では、業務効率化だけでなく、他部門から異動してこられる法務未経験者の方のハードルを下げたいという課題を持っていらっしゃいました。契約書業務は特徴的な内容が多く、一般条項であっても書き方を少し変更するだけで、想定以上の時間がかかります。そこでLegalForceを導入したところ、指摘内容から契約書の論点や重要なポイントを学びながら修正作業に取り組めるようになったことで、ハードルが下がったというお声をいただけました。
また、指摘の網羅性が高いこと、使い勝手が良いことも選定のポイントになったそうで、ご活用いただいた結果、契約書業務にかかる時間を3分の1程度まで減らすことができました。
―今後、力を入れていきたいことについて教えてください。
引き続き、契約書の自動レビューに対応する類型を拡充させていく中で、特に外国語の契約書の類型を充実させていきたいです。日本語は29種類ほどの類型があって整っているのですが、英文契約の類型は今のところ8種類ですので、より充実させていきたいと考えています。というのも、言葉の壁をクリアしたうえで、外国の法律の知見まで深めるというのは中々大変ですので、英文対応のニーズは非常に多いです。LegalForceがこのあたりのレビューを支援できれば、法務担当の方が業務を進めるうえで非常に心強いはずです。
また、LegalForceに限らず、引き続き契約業務の効率化とリスクの制御という大元の課題に全社的に取り組んでいきたいと考えております。
会社名 | 株式会社LegalOn Technologies |
代表者名 | 角田 望 |
資本金 | 178.5億円(資本準備金等含)(2022年6月現在) |
所在地 | 〒150-6219 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー19F |
全体評価
★★★★★ 3.8
使いやすさ ★★★★★
業務貢献度 ★★★★★
機能への満足度 ★★★★★
はじめやすさ ★★★★★
価格の妥当性 ★★★★★
投稿日:2024/12/18
全体評価
★★★★★ 3.0
使いやすさ ★★★★★
業務貢献度 ★★★★★
機能への満足度 ★★★★★
はじめやすさ ★★★★★
価格の妥当性 ★★★★★
小規模組織の為、法務部や専門家がおらず、弁護士事務所へレビュー依頼をするには少しコストがかかりすぎるため、本システムを導入しました。 たしかに、システム対応なのでコストも時間も自動で対応できるため、圧倒的にコスト削減につながってます。
専門家がいなくても、システムで対応できることは本当に以前より便利になりました。英語での契約もあるため、それに対応しているのは非常にありがたいです。操作は簡単なので、そこはすごく良いポイントです。
レビューをかけた際、コメントが追加され、契約書が新しく更新されるわけではないので、そこの修正が大変です。契約書も更新され、それをそのまま使いたいのですが、まだ対応していないようです。
投稿日:2024/05/14
全体評価
★★★★★ 3.0
使いやすさ ★★★★★
業務貢献度 ★★★★★
機能への満足度 ★★★★★
はじめやすさ ★★★★★
価格の妥当性 ★★★★★
弁護士が作成したLegalforceのひな形が多数用意されており、契約書を作成したり、契約文言を修正したりする際に、ネットから拾ってきたものを使うよりも、短時間で信頼性のあるものが参照できる。 また、過去にレビューした契約書のデータも蓄積されるので、検索が容易にできる。
契約書レビューのアウトプットについて、各社で表示させる項目をカスタマイズできるので、アウトプットが大量になることを防ぐことができる。 PDFの文字読み込みの機能も十分なので、文字化けしたりすることは少ない。 また、PDFを文字データ化してくれるので、文字データをコピーすることができるようになることも便利。
契約審査の初級者や、一人で契約審査を担当している者には、契約レビューは有効だと思うが、中上級者以上の者や部内でWチェックを行っているなどの運用をしている場合は、契約レビューはかえって面倒に感じる。 レビューの精度は悪くないと思うのだが、どうしても人によるレビューの方が要点を絞ったかたちで、実際的な回答を作れる。
投稿日:2024/03/12
全体評価
★★★★★ 4.0
使いやすさ ★★★★★
業務貢献度 ★★★★★
機能への満足度 ★★★★★
はじめやすさ ★★★★★
価格の妥当性 ★★★★★
これまで契約書の審査は全て有人作業だったのですが、リーガルフォースの導入以降は全ての契約書を一度AI審査に通すことで、有人作業を大幅に削減することができました。
契約書を作るときに必要な条文を検索ですぐに引っ張ってくることができ、リーガルフォースで用意されている条文は弁護士監修なので、安心して転用できます。 日本語だけでなく英語にも対応しており、利用できるシーンが多く使いやすいです。
AI審査の精度に関してほとんど間違いは無いのですが、どうしても一定のワードに弱かったり、条文の誤認識があるので今後の改善に期待しています。
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